インド 8 今でも正確なジャイプールの天文台

2025年3月3日月曜日

インド

 1月31日、ジャイプールに到着、高さ6m、全長約10kmの赤い城壁に囲まれ、別名「ピンク・シティー」と呼ばれている町です。

ジャイプールのシンボル風の宮殿を通り抜け、ジャンタル・マンタル天文台(Jantar Mantar)に行きました。この天文台は天文学者でもあったマハラジャ、サワーイ・ジャイ・スィン2世が自身の住まい「シティ・パレス」の一角に、1728年から1734年にに建造したものです。
高さ27.4mの日時計で、この天文台で最大の観測機。写真では見たことがありましたが、実際に目の前にすると大きさにびっくりです。
この巨大な円盤は太陽を観測する観測機。赤道を挟んで2機
天体の赤道座標と地平座標をはかる観測機。中に入って観測するんだとか・・・もはやさっぱり分からない😰 さっぱり分からないのですがそれぞれの観測機に刻まれた正確な目盛りにひたすら感心しました。
たくさんの観測機があり、宮殿のお庭としてはかなりユニークで面白いです。
占星術に用いる観測機。星座ごとに12の観測機が各々の星座に向かって設置されています。私のさそり座を見つけた☝️
占星術で儀式の日程を取り決めていたんだとか。
現在でもインドでは8割がお見合い結婚で同じカースト、同じ宗教の人、最終的に占星術で相性を確認するそうです。
ガイドさんもこれが一番いいですと話されてました。
左端にあるのが星座の観測機、こんな大きいのが各々の星座に向かって12機も設置されているんです。真ん中に白い建物が飛び出して見えるのがシティパレスで現在もマハラジャがお住まいです。山の上に見えるのがアンベール城。

18世紀に作られ、コンピューターもない時代に眼で星の動きを観測できるようにし、今もなお正確に計測できるとは恐れ入ります。
さすが数字に強いインド人と思いました。
バスが待っていてくれたのはシティパレスの前でした。
行きたかった・・・
観光バスの駐車場にはよく分からないものを売っている物売りの人がたくさんいました。目を合わさないようにするのがたいへん、面白い楽器とか思わず見ちゃう🫣

午後はランチとお買い物です。