沿岸急行船でオーロラハンティング 1 ベルゲン

2012年2月8日水曜日

ノルウェー

2012年の今年はオーロライヤーということで、オーロラハンティングに行ってきました。 行くからには絶対に見た~い!とは言っても自然現象、オーロラが見られなくても悔いの残らない旅行にしたい、でも、オーロラの出現の確率の高い時を狙わなくては! 私が選んだのはノルウェーの沿岸急行船「フッティルーテン」です。 「世界で最も美しい船旅」と言われ、とても人気があります。 これに乗りたい人はフッティルーテンの11隻の船から人気の新造船を選びます。 今回の目的はオーロラなので北極圏に入る日が新月になる船でツアーを選びました。 そうしたら偶然一番人気のMS Midnatsolでしたヽ(^o^)丿
これがラッキーな旅の始まりでした~♪
初日は成田からベルゲンまで飛びました。
成田からスカンジナビア航空で約11時間半、コペンハーゲンに到着、ベルゲンまでは1時間20分なのですが、コペンハーゲンでの待ち時間5時間! ベルゲン行は一日一便なのだそうです。
コペンハーゲンの空港にあったカート!
いきなり北欧テイストのものが現れ感激!
夜中にやっとホテルに到着。
暗くて何処に連れてこられたのか分からなかったのだが、ブリッゲン地区から2~3分のところだった。
乗船は夕方なので、それまでベルゲンの観光です。
バスがVOLVOだ!
さすが北欧だ(^○^)
ノルウェーではボルボとベンツが主流で日本車はちらちら見かける程度でした。
まずは世界遺産のブリッゲン地区です。 ベルゲンは昔、ノルウェーの首都だったところで、14世紀頃、ドイツのハンザ商人により、経済の中心地でした。 ブリッゲンはハンザ商人の家や事務所だったところです。 かなり傾いていてお店のドアを開けるのもやっとというところもありました。
 ここで見つけたマンホール。
ブリッゲン地区と当時の商船なのでしょうか。
世界遺産の認定プレートだそうです。 こういうのがあるって初めて知りました。 イタリアにもあったはずなのに、今頃知るとは情けない^_^;
細い路地を入って行くと、所々にしゃれたお店がありました。
細い路地の間に小さい広場があったり、井戸があったりします。 木造建築がこれだけ密集しているのですから、 幾度も火災にあい、1702年にはすべてが燃えてしまったそうです。 それでもベルゲン市民のブリッゲンに対する思いが強く、再び町が再建されたそうです。 その建築群がブリッゲン地区として世界遺産に登録されています。
ケーブルカーで標高320mのフロイエン山に登りました。 左の写真はケーブルカーの乗り場です。 冬はガラガラですが、夏は長蛇の列だそうです。
最大斜度26度、他に歩いて降りるコースやノルディックスキーで降りるコースがあるそうです。

お天気が変わりやすいベルゲンで、こんなに見晴らしの良いのはラッキーと、ガイドさんが言ってました(^^)v 展望台には雪が積もっていました。

街中で見かけた7-elevenもマグドナルドもオシャレだ! ベンチも北欧テイストを感じる!
対岸から見たブリッゲン地区です。 あっという間に雲行きが怪しくなり雪が降り出しました。
展望台にいた時にだけ雲がなかったのは本当にラッキーだったのです。
今や観光名所の魚市場です。 干したら、サンドウィッチやカニみそやキャビアのビン詰が売ってます。 お土産に買いたかったけれど旅行の初日なので断念。
この日の昼食のメインは「オオカミ魚の白ワインソースがけ」これがとっても美味しかった。 船にオオカミ魚の写真があってびっくり! 食べた後で良かった(^○^) オオカミ魚の特徴はエサがウニ、貝類、蟹などから極めて頑丈な顎をもっていることだそうです。体長が125cmになることもあるそうです(*_*) 

食後は少し高台にあるノルウェー代表的作曲家グリーグの晩年の住居、グリーグ博物館に行きました。
入口にあるモニュメントはどこからみてもグリーグの顔だそうです。 「ベートーベンやバッハは永遠に残るが自分の曲は自分の時代で終わる。これが自分の限界だ」という手記がありました。 同時代にチャイコフスキー、リスト、サンサーンス、ブラームス・・・確かに苦しいねぇ
最後に街中に戻りホーコン王の館、ハンザ博物館に行きました。 ここでも火事の話が続きました。 火事で焼け落ちると前へ前へと建てていった。 それしか覚えていない^_^;  夕方になり早く船に乗りたくて乗りたくて、気持ちが逸ります!
 
16時、やっと沿岸急行船『フッティルーテン』のチェックインカウンターに到着です。