昔のアルバムのデジタル化をしてからというもの何かにつけて昔のことを思い出しては郷愁にふけってしまいます。
子供の頃に行ったまったけ刈り(松茸狩りのことを関西ではこう言ってました)がとても懐かしくなりました。
そこで東京周辺で松茸狩りを検索してみたら「松茸の聖地、別所温泉」というのが出てきたので早速行ってきました。さすがに松茸狩りはしません。食べるだけ😅
翌日は雨の予報なので国宝だけでも晴れているうちにと直ぐに安楽寺に行きました。徒歩5分です。安楽寺は鎌倉の建長寺などと並んで日本では最も古い臨済禅宗寺院の一つ。
黒門という安楽寺境内の入口。崇福山(そうふくざん)と読み安楽寺の山号だそうです。比叡山延暦寺のように山の名前を寺院の名前の前につけてあるのが山号。一番上の八角三重塔を目指します。階段の上が山門です。杉やあすなろなどの並木道が凛とした空気感をかもし出しています。1769、江戸時代の建立、信州地方最大級六地蔵
一番上の国宝八角三重塔までの途中にもいろいろ文化財がありました。傳芳堂には重要文化財の二人のお坊さんの木像があります。やっと見えてきた~
国宝八角三重塔、あれっ、四重の塔? 一番下はひさしのようなものだそうです。奈良、京都にも八角の塔はあったのですが焼失しているのでこれが現存する唯一の八角塔です。建立年代は定かではないのですが三重塔用材の伐採年代は1289年ということが判明し、少なくとも1290年代(鎌倉時代末期)には建立されたことが明らかになっています。わが国最古の禅宗様建築ということです。墓地の真ん中にぽこっと建っています。特定の人物又は戦死者の供養に建てられた例が多いので、この塔もおそらくそのような目的で建てられたものと思われています。翌日、土砂降りの中、旅館の真ん前の北向観音に行きました。本堂が北に向いているので北向観音です。北向観音は北向に建立され現世利益を願い、善光寺は南向きに建立され未来往生を願うそうです。
現在と未来の片方だけですと片詣りと言われ、向き合ってる両方をお詣りしたほうが良いそうです。何十年も前に善光寺さんに行ったことがあるので有効期限が切れてなければこれで完璧だわ。樹齢1200年の桂の木、長野県の天然記念物。
川口松太郎の小説「愛染かつら」で有名で縁結びの霊木ということになっているそうです。私は「愛染かつら」を知らないので有難みが分からなかったです。土砂降りで参道は寂しい限り、私たちも他を見る元気が失せ、次の場所に移動しました。
川口松太郎の小説「愛染かつら」で有名で縁結びの霊木ということになっているそうです。私は「愛染かつら」を知らないので有難みが分からなかったです。土砂降りで参道は寂しい限り、私たちも他を見る元気が失せ、次の場所に移動しました。
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