インド 5 ドールプールで初めての街歩き

2025年2月21日金曜日

インド

 1月30日、宮殿ホテルのRaj Niwas Palaceを見学後、ホテルから歩いて王室の階段井戸を見に行きました。街の中を歩くのは初めてです。ちょっとドキドキです。

優雅なホテルを一歩出るとまるで別世界😲 ちょうど朝ご飯を買いにくる時間だそうです
野菜や果物が豊富です。
生姜はチャイやカレーなどいろいろなものにたっぷりはいってました。
唐辛子の天ぷらも人気だそうです。
デコトラみたいなオートリキシャがいました。黄色ナンバーはタクシーなどの商用車。Uberで呼べるそうです。
オートリキシャのリキシャは人力車からきています。
これが見に行ったドールプル バオリ(Dholpur Baori)です。日本で井戸と言えば桶で汲み上げるつるべ井戸を思い浮かべますがインドでは水面まで階段で降りていく階段井戸(Baori)です。各地にたくさん残っています。階段井戸は主に雨季の雨を貯める人工的な溜池で王族が一般の人々のために造ったものが多くRoyal Stepwellとも呼ばれています。

こちらの階段井戸は2 つの部分で構成されています。円形の井戸は飲料水として利用され、長方形のほうは主に入浴、洗濯、作物への水やりに使用されました。階段井戸の下では地上より気温が下がるので夏の間、周りの部屋は涼しい休憩場所として使われました。
ドールプル バオリ(Dholpur Baori)は二重の柱と繊細なアーチが特徴。
階段井戸はイギリス人の入植後、不衛生と見なされ多くのものが壊されたそうですが、残ったここは汚いと思ったけれどこれでも観光用に整備されているそうです。
唯一世界遺産になっている階段井戸はここではありません。残念😭
Nihal Tower (Ghantaghar)
ニハル タワーは1880年から1910年までかけドールプールの王家が造ったもの。
鐘の音は13キロ離れたところまで聞こえ、街全体の時刻を知らせていたそうです。今は動いていません。階段井戸も時計台ももっと綺麗に保存出来ないものでしょうか。朽ち果てそうでもったいないです。
時計台の周りはこんな感じです。砂ぼこりがすごく信号は壊れたままです。
道路はゴミ箱状態で野良牛があさっています。
立派なクーラー付きの家もありますよ。

ここからバスで30分、ドールプール王国時代に造られた貯水池に行きました。階段井戸に貯水池とインドでは水の確保が最重要問題です。
タラブ・エ・シャヒ(TALAB-E-SHAHI)、インドの貯水池はすごく大きいです。先のほうで洗濯している人がいます。
ふと横を見たらこちらでも洗剤を使って洗濯し、その後、沐浴をはじめてびっくり。貯水池で洗剤を使うのにも驚いたが、乾いてない洋服を着るのにも驚いた😮 汚しているのか洗っているのか・・・?
1617年に貯水池と一緒に建てられた宮殿がありました。
宮殿はもともとはシャー・ジャハーン王子の狩猟小屋として建てられました。今でも多くの冬の渡り鳥が来るそうです。

ここから30分かけて宮殿ホテルRaj Niwas Palaceホテルに戻り、ランチ。そして2時間かけてファテープル・シークリーに行きました。