チョー危険な絶景、大崩海岸

2012年9月8日土曜日

焼津

焼津の観光地を調べていたら、絶景だが事故多発のところがあった。
悩んだけれど、やっぱり景勝地は行っておかねば(^_-)-☆
何が危険かって、断層の上に位置する、大崩海岸という名前の通り崩落事故多発、カーブが多く見通しが効かない為、転落事故も多い・・・

断崖絶壁に喫茶店がありました。 まだオープンしていなかったので写真だけとらせていただきました。 ゆっくりお茶したかったわ。
 
駿河湾は世界で5本の指に入るほどの深海、ながれも早く、海岸浸食も激しいのであちこちにテトラポットがありました。

旧国道150号線、現在は県道416号線。 「チョ~危険」って、落石はどうやって避ければいいの??
大きな岩が落ちて廃墟になっている民家が道路沿いにあった(-_-;)
石部洞門、旧国道150号線です。 昔、ここで生き埋め死亡事故があったそうです。
大崩海岸の岩はもろく崩れやすい岩で出来ているので崩落を繰り返していたそうです。
そこで1,300トン位の落石を想定して洞門をつくったそうですが、この事故の時は約6,000トンの土砂が崩落してきたそうです。 危険すぎて手が付けられないので石部洞門は放置されています。 崩落事故を避けられるように海の上に造られたのが絶景ポイントになった石部海上橋です。

こんな風に富士山が見える絶景ポイントなんですが、残念ながら雲に隠れていました。 この海上橋もっと陸から離れた方がいいんじゃないのと、思うのですが、日本一深い海、難しいのでしょうか・・・昨年の東日本大震災といい、ここでの崩落事故といい、常に予想を上回っているんですよ・・・
景色も良く、気持ちがいいので折り返し、再度、海上橋を走りました。
綺麗な景色を眺めていたら、あ~また恐ろしいものが・・・
 
あそこにも崩れたレンガ色のものが見えます。 昔の東海道本線のトンネルとトンネルの間、一瞬海岸沿いに出たところだったみたいです。 昭和23年の台風で崩壊、危険過ぎでここも放置。 この崩れやすい崖のなかにトンネルが掘ってあるのですね・・・(~_~;)
東日本大震災の後、昔の地名は危険な場所が分かると報道されていたけど、大崩海岸と言うところに道路を造ったり、汽車を走らせたりってオバカ過ぎない?
焼津に泊まった日のテレビニュースは駿河・南海トラフ付近が危険な状態にある・・・まさにここだ{{{>_<}}}
最初の地図でも分かるが断層の中を新幹線だの東名だの、穴だらけ・・・
東海道の難所は海側に行っても山に行っても、何年経っても難所だった。