花の御寺、長谷寺

2024年4月10日水曜日

奈良

 朝9時に観光タクシー(大和交通)に来てもらいました。駐車場の心配をすることもなく、いろいろなお話を聞いて、美味しいお店にも連れて行ってもらって最高でした。最初に目指したのは長谷寺です。

おそうめんで有名な三輪の辺りは古墳だらけ。私有地にもこんもりとしているものはぜ~んぶ古墳! 発掘費用は土地の所有者負担なので発掘調査されていません。みんな黙ってそーっと暮らしていたいよね。なので奈良の土地は安いそうです。
キトラ古墳の発見は高松塚古墳壁画発見の直後、付近の住民から「近くに似たような古墳がある」と密告があり、これがキトラ古墳の発掘調査に繋がる糸口となり壁画を発見。そしてその土地は安いけど国が買い上げてくれたそうです。発掘したらまだまだ出てきそうですね。
長谷寺に到着。この仁王門は重要文化財です。
花の御寺と呼ばれているのですが・・・桜が・・・咲いてない😭
仁王門をくぐると有名な登廊、399段の階段を登って行きます。こちらも重要文化財です。
関西ではとても人気のあるお寺です。私が小1の時に来た時の写真。この時は桜が満開なのに色が褪せてる。古さが分かる😅 でも景色が変わってないのは嬉しい。
こちらが本堂、国宝です。「大悲閣」は「慈悲深い本尊を祭る本堂」の意味。
中も外も広々してます。この前に有名な舞台があります。
小初瀬山の中腹の断崖絶壁にせり出すように舞台は造られています。懸造り(舞台造り)と呼ばれる構造で、高さは約10m。雨が流れるように少し斜めになっています。京都の清水寺と東大寺二月堂と並ぶ舞台建築です。
舞台からの景色は最高です、桜が咲いていれば・・・
右側には五重塔が桜の合間から見えるはずだった・・・
下りは西側をのんびりてくてく
木々の合間から本堂が見えます。
結婚写真の前撮りの花嫁さん、枝垂桜だけでも咲いてて良かったね。

奈良市内から離れているのでこちらまでは外人観光客は一人も来ていませんでした。ゆっくり奈良らしい静けさを味わえました。