エジプト その8 ハトシェプスト女王葬祭殿とお金の話

2024年3月12日火曜日

エジプト

 

王家の谷の後アラバスター店に立ち寄りました。アラバスターとは古代エジプトで彫刻や工芸品の材料として使用された大理石の一種。

まずは日本語で面白おかしく石細工の説明。真ん中に電球を入れると光るものとかもありました。

私は花瓶が欲しかったので綺麗でしたが光る石は水を通すのでだめでした。
小さな花瓶と赤いリンゴの置物を買い、小さなスカラベを貰いました。値段交渉はガイドのハゼさんがしてくれます。USドルで購入です。

旅行中、エジプトポンドには換金しないでUSドルしか使いませんでした。ツアーで連れて行ってくれるまともなお店やカルフールのようなスーパーではクレジットカードでも大丈夫です。

怪しげな市場やお土産物売りでさえ「ワンダラー、ワンダラー」と言って追いかけてきます。エジプトポンドは欲しがりません。

トイレチップ代に少しエジプトポンドに変えようと思っていたのですが、トイレチップ代はまとめてガイドさんが払うということでを一人US$5を最初に徴収しました。トイレの入口で「さくら」と言ってトイレに入ればOK。これだけのことでストレスフリーでした。

ハトシェプスト女王葬祭殿に到着。ここでもちょっとの距離をカートで移動。古代エジプト唯一の女性ファラオの葬祭殿。
スロープを上がって2階に行きます。3階建てのテラスになっていて今見ても近代的な建物です。とても3500年も前に造られたとは思えないです。
惜しいことに洞窟の中とは違い色あせているし、破壊されている箇所が多いので中はあまり面白くはなかったです。
男装のハトシェプスト女王、あごヒゲをつけていますが頬がふっくらして女性的。

1997年11月イスラム原理主義過激派の無差別殺傷テロの現場です。日本人を含む62名が死亡しました。今でもはっきり覚えている痛ましい事件でした。実際に来てみると隠れるところが何もなく、その時の恐怖を想像するとぞっとします。

今回も隣の国の情勢を見ながら出発したわけです。無事に帰ってこれて平和の有難さを痛感しました。

暑かったので添乗員さんお勧めのマンゴーシャーベットを頂きました。美味しかったです。
駐車場に戻るとものすごい数のバス😲
いつもバスが分からなくならないようにナンバープレートを写真に撮っておくのですが・・・こんなん、分かるわけないやん🤯😩