エジプト その4 世界最大の神殿”カルナック神殿”

2024年2月20日火曜日

 1月27日、ルクソールへ移動です。朝というか夜中2時半のモーニングコール、3時半にホテルを出発。ホテルでお弁当を貰ったのですが寝ぼけていたのかお弁当の写真はボケボケでした😥 お弁当の中身はサンドウィッチ、フライドポテト、果物、ジュース、ヨーグルト、お水、とにかく量が多い。

カイロ6:10発、1時間のフライトでルクソールへ移動しました。国内線でも2回セキュリティーがあり、靴まで脱がされます。
大学生ぐらいの女の子のグループが靴を履くのにベンチを譲ってくれて少しお話をしました。カイロの人達はとても親切でした。
地方は貧しくて余裕がなく自分のことで精いっぱいという印象です。

ナイル川の西岸の「死者の世界」、東岸は生きている人が住む「生者の世界」と決められていました。

カルナック神殿はナイル川の東岸にあり、古代エジプトのさまざまな神殿などが集まった寺院群で世界最大の神殿。
東京ドーム22個分。一般に公開されているのはアメン大神殿のみです。
模型も大きい。右側がアメン大神殿。
紀元前1550-1069年頃に繁栄した古代の首都テーベ、現在のルクソールに建てられました。完成したのは紀元前3世紀になってから。

地図で見ると狭いようですが一つ一つが大きい!

スフィンクス参道、頭が羊で体がライオンのスフィンクスが40体。
羊の頭のスフィンクスに守られたこの神道は、3キロ離れたルクソール神殿に通じていたと言われています。

羊の頭なんて変わっていると思ったら、ここで祀られているアメン神の聖獣が羊だからなのだそうです。
ピネジェムの像といっても元々はラムセス2世。王朝が変わるとファラオが自分の名前に書き替えるので最終的にピネジェム1世が名前を刻まれているそうだ。
ここで一番有名な大列柱室が見えてきました。
下にいる人を見るといかに大きいかが分るでしょ。第18王朝のアメンホテプ3世 が着工、第19王朝のセティ1世によって装飾が始められ、ラムセス2世で完成。1世紀かけて造られた。
007・私を愛したスパイの撮影場所です。134本の柱が建てられた大列柱室(幅102m、奥行き53m)は天地創造の大地に浮かんだ葦(パピルス)の湿原を表しているんだとか。写真に写っているのは現地の日本語ガイドのハゼナさん、発音が難しいのでハゼさんと呼んでくださいと言ってました。大変お世話になりました。
パピルス柱という柱には2種類あって花が開いているものとつぼみがあります。微かに色が残っています。
後ろの柱はつぼみ。採光のための窓もあった。
巨大な大列柱群は圧巻!
王の名前はこのようにカルトゥーシュという楕円形で囲まれています。

アンクは「生命」「生きること」を意味する、ヒエログリフ(古代エジプト文字)。アンクはたくさん彫られていました。

世界で最も高いオベリスク
女王ハトシェプストのオベリスク、高さ29.56メートル オベリスクは一枚岩で頭はピラミッドの形。
左がトトメス1世のオベリスク(高さ19.5m)、右がトトメス1世の娘ハトシェプスト女王のオベリスク(高さ29.56m)

オベリスクの下にいる人はこんなに小さい! 右側のスーツにネクタイの人たちは観光警察の方です。各ツアーに必ず付いていました。初日の観光警察の方の顔を覚えてなくて写真を撮ってあげると言ってくれたのに悪い人かと思って断ってしまいました。後で気が付き一人で大笑い。気が付いてからはすっかり仲良くなって最後はグータッチでお別れしました😊
古代エジプトで神様として祀っていたフンコロガシのスカラベの像。この像を3周すると願いが叶うというので私も3周してきましたよ。こういう類で効果を感じたことは未だに一つもないけどね😢
ラムセス3世神殿であることしか思い出さない・・・
第1塔門の内側から見たところ、積み上げられた泥は砂に埋もれていたので、その時の砂かと思ったら、泥煉瓦を積み重ねた斜面でこれも立派な遺跡だった。これが見つかったことで塔門の作り方が分かったそうです。

いくら砂漠でもこんなに高い物が砂で埋もれていたなんて信じられない!
掘り出すのもすごいことだと思いました。