アイスランド その3 滝と黒い氷河

2023年7月29日土曜日

アイスランド

 

アイスランドに到着して二日目の7月8日は南海岸へ行きました。
有名な滝を二つ見に行くのですが、アイスランドはそこかしこ滝だらけ
一番最初に訪れたのはセリャラントスフォスの滝
落差60メートルの滝、滝の裏側を歩くことができる。
滑りやすくて転ばないように歩くのに必死
滝の裏に来たのは初めてだったので面白くて大満足! 
とにかくすごい水しぶきでびしょびしょになるのでカッパは必須、カメラも古いけれど防水のオリンパスToughで良かった📷
凄まじい水量を間近で見ることが出来るので迫力満点。滝行は無理だわ。
車で30分程度移動したところにあるスコゥガフォスの滝
落差60メートルはセリャラントスフォスと同じだが幅25mでアイスランドで最大級の滝です。滝の裏にバイキングが隠した宝箱があって・・・という民話が残る滝です。
崖の上まで続く階段があり滝を上から眺めることもできます。私は行きませんでした。
下から見てるほうが良い気がしました。
キャンピングカーもたくさん来てます。ここに限らずこの時期はどこに行ってもキャンピングカーでいっぱいです。
ソウルへイマヨークトル氷河 駐車場から20分ほどのミニハイキング、写真の右端が道です。ごつごつした道を歩いていたらトレッキングシューズの靴底がはがれてしまいました。娘の靴でしかも15年位前の物、見かけは新品だったんだけどなぁ😰
アイゼンとピッケルを持って氷河の上を歩く氷河ハイキングかアイスクライミングに行く人たち
よーく見ると氷河の上に人が見えます。私達はここまでです。

氷河は白い氷の塊を想像していたのですがいろいろあるんですね。ギザギザとした氷河もあれば、雪原のような氷河もあったりします。こんなふうに火山灰を含むに黒い氷河もあるんです。
噴火によって火山灰に覆われてその後に雪が降り、そのまま氷河となるを繰り返し何重にもなった黒い筋の氷河となる。過去に起こった火山活動を物語る貴重な役割なんだとか。見るだけなら白いほうが綺麗ですね。

アイスランド最南端の村ヴィークの丘の上にある教会。ここからの景色が良いので皆さん、教会に来るのではなく景色を見にやってきてます。
教会からの景色。あの崖の向こう側が次に行くブラックサンドビーチです。人口は約300人の小さなヴィークですが景色は最高です。
教会のしたにあるHotel Víkでお昼ご飯。骨付きのラム肉、フォークで触ったらほろほろとお肉が崩れます。すごく柔らかくにおいもなく、こんな美味しいラム肉は初めてです。

このホテルで添乗員さんがガムテープを借りてくれて剥がれた靴底をぐるぐる巻きにしてくっつけました。お世話になりました🙇

南海岸のビーチ、レイニスフィヤラはブラックサンドビーチとして有名です。火山活動によって流された溶岩石で出来ています。海から突き出た巨大な岩の柱は60m以上の高さがあるそうです。
巨大な岸壁はマグマが冷え固まって造られる五角形や六角形の柱状の岩、柱状節理といい、玄武岩でできているそう。石の話はタモリさんが好きそう・・・
パフィンという鳥のぬいぐるみを持った子供がかわいかった~
大きさに圧倒され自然ってすごいと思いました。
アイスランドには不思議なものがいっぱいありました。
向こうに見えるのがディルホラエイ岬。
パフィンの営巣地として有名ですが夏は野鳥保護のため立ち入り禁止。
岩に空いているアーチを1993年に飛行機で通り抜けた人がいるそうです。
駐車場での景色は緑が美しいです。溶岩の大地のほとんどは厚みのある苔に覆われています。苔が成長して草木が育つようになるには数百年の年月がかかっているそうです。苔や他の植物を摘むのは禁じられているそうです。
この日のホテルでの夕食はビーガン料理でした。写真に撮り忘れた前菜は野菜のカルパッチョ。生まれて初めてビーガン料理を食べましたが美味しくてびっくりしました。意外でした。けどこんなに量はいらないです。海外での食べ物が苦手の新婚さんも美味しいと食べてました。