アール・デコ建築の朝香宮邸へ

2018年4月25日水曜日

グルメ 都内、観光

しばらくあっちこっち工事中だった東京都庭園美術館が全面公開になったので友達と行ってきました。6月12日まで年に一度の建物公開展が開催されています。
昭和8年に竣工した朝香宮邸はフランスの有名な芸術家、デザイナーと日本人の優秀な技師が総力をあげて建設されたものです。戦後は吉田茂の外務大臣公邸、赤坂の迎賓館が出来るまで迎賓館として使用されていたところです。

壁のレリーフが目を引きます。このレリーフはコンクリート製でフランスから送られて来た時にヒビが入っていたため日本で型を取り石膏で作り直し、銀灰色の塗られたもの。
各部屋に素敵な暖炉がありました。 暖炉のある家は永遠の憧れですね。
照明がどれも素敵!
和テイストの部屋もありました。
窓からの景色が別荘にいるみたいです。
雨が降り出し今回はお庭は断念しましたが、ぜひお庭も拝見したいと思いました。
屋上にあるウインターガーデンと呼ばれる温室。床は人造大理石、壁には国産大理石を使用。椅子は最近置かれたものかと思ったら、昭和7年に東京松坂屋で開催された「新興独逸建築工芸展」で殿下自身が購入された、有名デザイナーの椅子だそうです。当時としては相当斬新だったのではないでしょうか。
東京都庭園美術館に3⽉21⽇オープンした「レストラン デュ パルク」でランチしました。窓から広々とした緑が広がり爽やかな気分でした。予約で行きましたがレストランに着いたら人が並んでいたのでびっくりしました。お手頃な値段で美味しく景色も良くおしゃべりが盛り上がりました😊