2009年10月3日土曜日

トルコ旅日記 10 世界遺産・ギョレメ・オープン・ミュージアム






ギョレメ一帯です。

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ギョレメ野外博物館

歩いてまわるだけなら30分ぐらいで一周出来そうな大きさのところに30ほどの洞窟教会がありました。
時間が足りず、有料の暗闇の教会やサンダルの教会には入れませんでした。

火山灰で出来ている痩せた土地なのですが、カッパドキアはワイン発祥の地。 痩せた土地をブドウ畑にした秘密は鳩にありました。
カッパドキアでは生きるために鳩を飼っていました。 食料にするためだけでなく鳩の糞を集めて肥料にしていたのです。
写真をクリックして大きくして見ると分かりますが、矢印の四角い窓が人間が作った鳩の巣です。
奥は広い部屋になっていて、そこに溜まった糞を集めて畑にまいたのです。
どうやってあんなところに???
またどうやってと思ってしまいます。
人間は生きるため、信仰を守るためにはすごいパワーを発揮するものなんですね。

この大きな岩は奥に見えるのが暗闇の教会で手前側は修道院だったらしい。
台所や共同生活のような食堂がありました。

洞窟教会の中から、エルジエス山が見えます。 外の火山が作り出した景色は地球にはいくつもあるそうです。 なのにカッパドキアが世界的に有名な場所になったのはキリスト教の歴史の変遷をみることができるからだろう。4世紀頃キリスト教徒が迫害から逃れてカッパドキアに住むようになり、11世紀キリスト教が国教になると洞窟教会も発達しドーム型の天井やフレスコ画が描かれるようになった。 15世紀にオスマン帝国によるイスラム教の時代になり、キリスト教徒たちはギリシャなどに移り住み、キリスト教が花開いていく。 ヨーロッパで見るような華やかな教会ではなく、トルコではキリスト教の受難の時代を見ることが出来るのです。 ギョレメとは「見てはならぬもの」という意味だそうだが、当時のキリスト教徒の宗教に対する真摯な魂が見えるような場所でした。 現在のトルコが政教分離なのはこのような歴史があるからなのかなと思いました。

オープン・ミュージアムには約30の教会があり、次々と見ていきます。右の入り口は暗闇の教会。 暗闇なのでフレスコ画が光にあたっていないので保存状態がとても良いそうです。 
見たかった~残念です。
いつもいつも時間がない。
とにかく見学時間より移動時間のほうが長いのがつらい。



暗闇の教会でなくても洞窟教会は光が少ないのでとても綺麗なフレスコ画を見ることができます。

偶像崇拝禁止のイスラム教の時代に顔を消されているものもありましたが、残っているものもたくさんありほっとしました。

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