ニース 優雅なシミエ地区と買い物と美味しい話

2025年7月14日月曜日

南フランス

 マティス美術館を出てシミエ地区の散策です。

シミエ地区は高級住宅地として知られ、昔はビクトリア女王や世界中の王侯貴族が訪れた避暑地でした。今でも素敵な豪邸がたくさんありました。

シミエの丘にはローマ時代の遺跡が残っています。コロッセオはイヴェント準備で覆われていて見ることは出来ませんでした。木の隙間から見えたのはやっぱりローマ風呂。ローマ人は必ずお風呂は造ったのよね。

子供達が遠足に来ていました。木陰でお弁当を広げてましたが、この日はどこにいても暑くてかわいそう。
高級住宅街の丘の上に威厳たっぷりに現れたのはシミエ修道院の教会。
もともとはベネディクト会の修道士たちによって設立されたが、16世紀以降はフランシスコ会となっています。
この修道院はお庭から見たらとても大きかったです。
修道院の畑だった庭園、バラがまだ咲いていました。突き当りからはニース旧市街にある城跡公園のある丘と地中海を見ることが出来ました。
シミエの丘から市街地に戻りランチです。マセナ広場近くにあるLes Deux Canailles。ミシュランガイドにも紹介されている日本人シェフのお店です。
パルマの生ハムサラダ、鯛のグリル、苺のヴェリーヌ、量が日本人向けでちょうど良かったです。他のお客さんはみんなフランス人でした。量を変えているのかしら。飲み物は暑いのでレモンスカッシュ。フランスにいる間、ずっと猛暑だったのでお昼にワインを飲んだら倒れちゃいそうです。
食後はホテルに戻り自由行動です。
ニースと言えばここに来なくっちゃ!城跡公園の展望台です。エレベーターで上がりました。
砂浜ではなく石がごろごろしているのでもっと透明感があってもいいのに・・・泳いだ後にシャワーを浴びなくてもべとつかないそうです。でも泳いでいる人はまばらで日光浴が主流。小石がゴロゴロしているビーチなので椅子を借りないと痛いでしょうね。
海岸の左端の港の方が透明感もあり色も綺麗でした。光の加減かな? もっと綺麗な海をたくさん見てきたのでたいして感動しなかった・・・ここでも期待し過ぎたようだ😦
これが頂上にあるエレベーター乗り場
不安になるようなエレベーターですが無事に動きました😁

この後は旧市街で目星をつけておいたお店でお買い物をしました。ばらまき用のラベンダー製品やマルセイユ石けんなどがある1802年創業のル・シャトラール1802へ行きました。小さい物があるし可愛くて良かったです。私の欲しかったアトピーに良いと言われているロバミルクの石鹸が売っていたのはここだけでした。
ぶらぶらお土産物屋さんを覗きながら次のお目当てのお店へ
A L’OLIVIER、オリーブオイルの専門店ですが食品だけでなくオリーブオイルのハンドクリームや石鹸もあります。私はシャンプーとハンドクリームと石鹸を買いました。このお店の斜め前の最高級のオリーブオイルを作るお店として知られているアルジアリに向かって歩いていたら大量の薔薇の花びらが飛んできました。
アルジアリの前が市役所で前で結婚式のフラワーシャワーでした❣ 私は幸せのお裾分けを頂いて嬉しかったけれど、お店の人は前が市役所だと毎日掃除が大変でしょうね。
Alziariのオリーブオイルがいくら美味しいと言っても重たいのでプレーンのオリーブオイルとニンニク風味とバジル入りのスプレイタイプを買いました。どれも小さい物を買いました。ツアーでお嬢様が料理人だった方は1L缶を3本買ったそうです。それだけで重たい😲
暑くて食事の前に一度ホテルに戻りたいと夫が言い出し、後ろ髪をひかれながらホテルに退散しました。
ホテルで休憩をし、着替えて予約をしておいたお店に行きました。
予約しておいたお店はLe Séjour Café。思っていたより近く開店前に着いてしまいましたが、外から覗くとテーブルにはすべてreservedの札がおいてありました。本当に人気店でした。
お店の外のメニューはフランス語でしたが私達には英語で書かれたものを持って来てくれました。フランスは筆記体文化ときいていた通り筆記体でした。我が家の子供達に筆記体を教えておいて良かった✌ 翻訳アプリで外のフランス語メニューを翻訳してみたらちゃんと筆記体を読んでくれた!すご~い! でも数字を読み間違えてた、外人の書く数字は分かりにくいのよ。この辺も学校で教えてくれるといいのに。
デザートメニューはまた別でした。
こちらのお料理はどれも絶品でした。タルタルは日本では禁止ですが本当に美味しくて注文して良かったです。オマール海老も前菜もどれも美味しく、今回の旅行でここが一番でした。
ニースはリゾート地なのでミシュランのお店でもカジュアルな雰囲気で明るく良かったです。ただし半ズボンにTシャツの人はいませんでしたよ(^_-)-☆