台湾の代表的観光地・九份

2023年5月7日日曜日

台湾

 十分から九份へ車で移動しました。所要時間は35分。
と九は字が違います。十分は昔、10世帯の住民の家があったことが由来とされています。
九份は人偏です。九份は金鉱で栄える前はクスノキを伐採して樟脳を作っていました。ここには90の樟脳のかまどがあり、10のかまどが一人分なので、ここには9人分があったということ。9人分から「九份」という地名に変わったと言われています。お土産屋さんに今でも樟脳が売ってました。

車を降りると中華風の華やかなお寺、霞海城隍廟がありました。九份老街へ続く階段の下です。
九份のメインストリートである基山街はお土産物屋さんや九份名物がひしめきあう商店街。
名物と言われて想像していたのはタピオカやマンゴーだったのですが一番最初に匂ってきたのは臭豆腐だった😫 
試す勇気がなく通り過ぎました。
次に目に飛び込んできたのはアヒルの頭、滷味(豚の角煮の味付け)らしい色で美味しそうなのだが、見た目が・・・😨
ドライマンゴーを買いたかったのですが去年マンゴーは不作で、今年はこれからだそうで買えませんでした。
お茶はお願いしてガイドさんに連れて行ってもらいました。小さなお店ですが丁寧にひとつひとつ説明して試飲させてくれました。
一番痩せるお茶はどれ?という私のアホな質問に黒烏龍茶と即答!
SUNTORYが調べたデータを見て台湾の人も驚いたそうです。やっぱり黒烏龍茶かぁと思いながらも買ってしまいました。
どうか効果がありますように🙏
九份は日本統治時代に金鉱山の街として発展し栄華を極めましたが、その後生産量が減り続け、1971年に閉山。衰退していきました。その後台湾の映画の舞台となり、ノスタルジックな雰囲気で一躍、観光客の人気スポットになりました。
九份で最も有名なカフェ「阿妹茶酒館」、入口には行列が出来ていました。
昇平戯院、台湾初の映画館が九份にあります。九份がいかに栄えていたかが分かります。この隣で晩御飯です。
食事をした「九戸茶語」は、古い建物を改修してレストランにした台湾料理のお店。絶景ポイントで日本人の観光客も多かったです。夕方の基隆の街と海の景色は奇麗でした。船会社に勤めていたので「お~これがKeelungか~」とひとりで感動してました。
レストランから映画館前の広場を見下ろしたところ。
石焼の蝦、イモダンゴ、台湾麻婆豆腐と台湾の名物がずらり・・・しかしお昼に食べ過ぎてほとんど食べられませんでした。
ガイドさんからお店の人が美味しくなかったのかと心配していたと聞きました。
ホントごめんなさいです🙇
夕方になると本当にノスタルジックな雰囲気!
夜がお薦めなのはよく分かりましたが、人はどんどん増えて歩くのもやっとでした。コロナ前はたいへんだったでしょうね。
これで台湾観光は終了。車で約1時間でホテルに戻りました。