台湾での2日目、午前中は占いに行ったり、欣葉で食事をしたり買い物をしたりして過ごしました。14時に前日のドライバーさんとガイドの張さんが迎えにきてくれて十分と九份へ行ってきました。
十分(シーフェン)までは車で45分ぐらいでした。基平トンネル(基平隧道)は2,612mの長~いトンネルでした。ドライバーさんがミニランタンを光らせてくれました。かわいい!ホテルからずっと立派な道路なので高速道路かと思ったら、高速ではなく快速公路という答えでした。台湾には「高速公路」と「快速公路」があるそうです。快速公路は首都高のような地域限定の自動車専用道路で高速ではないので料金は無料、最高時速80kmだそうです。十分は天燈上げ(ランタン上げ)で有名なスポットです。屋台が立ち並ぶ「十分老街」に到着すると天燈上げのお店に直行です。洗濯ばさみでとめてあるのがランタンです。十分が台湾の天燈の発祥の地だそうです。
清朝時代に中国大陸から山の中の十分にに移民してきた人たちが暮らしていました。盗賊が現れた時に、いなくなると「安全になったことを村民に報告するために天燈を飛ばした」、というのが天燈上げの由来。 旧暦1月15日元宵節に神様に幸福祈願をする風習となった。今では願い事を書いたランタンを空に飛ばすと願いが叶うと言われています。ランタンの色によって「叶う願い事」の意味が変わります。何色選ぶかで値段が変わります。筆で願い事を書きます。漢字だけのものもあれば日本語、ハングル、英語、etc・・・。神様は語学堪能です。ランタンの中に油紙の束を入れ火をつけます。
4色選んでいる人が多いけれど、ANAが契約しているのは1色なので健康を願って緑を選びました。4面にそれぞれの家族の名前で願いを書きました。お店の方は驚くほど撮影に慣れています。ランタン4面を撮影し、動画、静止画、ポーズを日本語で指示しながら次々と撮っていきます。とにかく速い!
台湾ではお料理が出てくるのも写真撮影も何でも速い! ガイドさんが街中でポーズをとって長々と写真を撮っている人達をあれは台湾人じゃないと言ってました。
分かるわ~どこの国の人達か・・・😒
次々にたくさんのランタンが上がるのでその後どうなるのかガイドさんに訊いてみました。
拾い集めて丸い竹の部分をお店に持って行くと買い取って貰えるそうです。十分に行く途中、おじいさんが回収しているのを見かけました。ちゃんと森が汚れないように考えられています。美味しそうなお店もいっぱいです。有名なイカ団子、夫が買ったので一粒食べてみたら熱々で美味しかった!十分老街は電車がぎりぎりのところを通り抜けるので有名です。
歩行者禁止と書いてあるように思えるけど、電車は1時間に1本のためか、電車が通過する時以外はみんな線路を歩いています。とても綺麗な車掌さんが手を振ってくれていました。運転士さんも車掌さんも慣れてるわ😉
歩行者禁止と書いてあるように思えるけど、電車は1時間に1本のためか、電車が通過する時以外はみんな線路を歩いています。とても綺麗な車掌さんが手を振ってくれていました。運転士さんも車掌さんも慣れてるわ😉
今では大変な賑わいですが一度寂れた歴史があるそうです。
十分はかつて炭鉱で栄えた町でしたが、1997年に閉山した後、寂れてしまいました。そこで町の人たちが自ら天燈上げで町おこしをし、賑わいを取り戻したそうです。
道路も整備され行きやすくなり大人気の観光スポットになりました。
よく頑張ったね。ここが一番楽しかったです。
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