2月28日午後はマトマタにあるベルベル人の集落へ洞窟住居を見に行きました。
ショット・エル・ジェリドから1時間半ぐらいのところでトイレ休憩。道路の案内標識、アラビア語が一番大きく書いてある。全く分からないので美しい絵のように見えます。
ここでも私はすっかりはまったオレンジジュースを注文。作っているのが見えたので見ていたら、やっぱり手で絞っていた、しかも一杯にオレンジを4~5個! 濃厚で美味しい、また飲みたいなぁ。
オレンジジュースを飲んだところからさらに1時間半、ベルベル集落のタムズレ村(Tamezret)に到着。まずはカフェで休憩。
ショット・エル・ジェリドから1時間半ぐらいのところでトイレ休憩。道路の案内標識、アラビア語が一番大きく書いてある。全く分からないので美しい絵のように見えます。
ここでも私はすっかりはまったオレンジジュースを注文。作っているのが見えたので見ていたら、やっぱり手で絞っていた、しかも一杯にオレンジを4~5個! 濃厚で美味しい、また飲みたいなぁ。
オレンジジュースを飲んだところからさらに1時間半、ベルベル集落のタムズレ村(Tamezret)に到着。まずはカフェで休憩。
添乗員さんがご馳走してくれました。左のピンボケ写真が名物のガゼルの角。鹿の角という意味で形が三日月形で鹿の角に似ているのでそう呼ばれている。アーモンドがぎっちり詰まった甘いお菓子。大阪のおばちゃんが粟おこしみたいと言ったが味はまさにその通り! 粟おこしよりは固いですが。
右はアーモンド入りミントティー。チュニジアでは昔はミントティーには松の実が入っていたそうですが最近は松の実入りは全く見かけないと添乗員さんがおっしゃってました。アーモンド入りミントティー美味しかったです。
ベルベル人の旗、真ん中は人が空に向けて手を上げている形で自由を意味している。
ベルベル人とは北アフリカの白人系の先住民。
カフェの屋上から見た景色
ベルベル人は12〜13世紀ごろ侵略してきたアラブ民族に追われこの岩山に逃れてきた。
世界的に有名なベルベル人としては元サッカーフランス代表のジネディーヌ・ジダンがいます。
ちなみに沢尻エリカのお母さんはアルジェリア生まれフランス育ちのベルベル人。
タオフィークさん一家8人が住んでいる 竪穴住居を見学させてもらいました。
魚と手の魔除けが描かれている玄関。
玄関の横にあった貯水槽。雨水が家の中に入り込まないように後ろに写っている溝を掘り、貯水槽に溜まるように出来ている。砂漠では貴重な雨水です。
玄関を入ったところ
縦に穴を掘って、そこから横に部屋を掘っていった。 手掘りです😲
いろいろな部屋がありました。
リビング
小さな作業部屋がたくさんある。機織りの部屋もありました。
石臼で粉挽きのデモンストレーション
キッチン
寝室
魚はキリスト教由来のもので幸運・豊かさのシンボル。手はファティマの手と呼ばれるイスラムのお守り。
左は食料貯蔵庫、上の部屋に行くには綱で登る。私には無理そう・・・。魚やファティマの手以外にもいろいろな魔除けがついてました。
ミントティーとタブーナという窯焼きパンをオリーブオイルと蜂蜜でご馳走になりました。全て自家製です! 素朴で本当に美味しかったです。有難うございました。
家の上に上がってみると造りがよく分かります。これを手掘り・・・どれくらいかかったんでしょうね
道路は立派に整備されていました。道路の向こう側もタオフィークさんの土地で羊の放牧をしてました。
1961年に少し離れた場所に政府がインフラを完備した新マトマタを造り、竪穴住居からの引っ越しをすすめているそうですがタオフィークさん一家は隣にすぐ家があるのは抵抗があるそうです。日本の20坪ぐらいの家を見たらびっくりするでしょうね。私は隣が無いポツンと一軒家は不安だわ😯
お世話になったタオフィークさんご家族、今、御長男は大学生で寮に入っているそうです。チュニジアはとても教育熱心な国だそうです。国立大学は授業料も寮費も無料。優秀なお医者さんも多いがフランスの大学院に進学しチュニジアに戻ってこないのが問題。頭脳流出は日本でも問題になってますね。
タオフィークさんご一家とお別れし、直ぐ近くのホテル・シディ・ドリス(Sidi Idriss)に移動。
もともとベルベル人の民家だったが1967年に洪水で廃墟になり、その後宿泊所に改築された。ドミトリー式宿泊施設として営業していたが、現在は一つ星ホテル。う~ん、泊まりたいとは思わない・・・
スター・ウォーズの第一作(エピソード4)1977年と(エピソード2)でルーク・スカイウォーカーのおじさんラーズ家として撮影された。ライトセーバーとダース・ベイダーのお面が置いてあったので写真タイム📷
天井の模様でラーズ家のダイニングとしても撮影されたのが分かる。おじさん達が昼間からお酒を飲んでいました。イスラム教の国なので外から見えないところでお酒を飲むんだとか😨
この日の宿はディアル エル ベルベル(Le Diar el Barbar)、口コミで評判が良くないのは知っていたので洞窟住居を体験と思って来ました。見渡しても他にホテルの選択肢は無さそうです。
ダブルより小さめのベッドが真ん中で両脇にシングルが一つずつ。 狭い部屋に4人で泊まるとしたらきついわ。アメニティーは石鹸のみ。wifiはロビーだけだがこんな砂漠の岩山でwifiが繋がることに驚いた。
普通の部屋もあるというのでツアーの人が替えてもらいたいと見に行ったら部屋の大きさは同じだったのでそのままにしたと話してました。
私達の部屋にドライヤーが無かったのでフロントに借りに言ったら隣の部屋にあるというお返事😖 隣の大阪のおばちゃんに言ったら「こんなとこで髪洗ったらあかんわ、やめとき~」 そりゃそうだと納得して髪を洗うのは止めました。大阪のおばちゃんはいつも的確です!後で聴いたらおばちゃんの部屋のお水は茶色、私の部屋のお水はうっすら茶色、別の部屋は透明だったそうです。部屋によって違ったとは・・・
部屋の前は中庭
アーモンドの花が綺麗に咲いていました。桜にそっくり!
ブリックという卵と野菜入りのチュニジア風春巻、ショルバスープ、チキンクスクス、バナナ。バナナは高級品だそうです。何と言っても添乗員さんが作ってくれた素麺が最高! この時ほど日本食が有難く思ったことはありません。添乗員さん、有難うございます。
盛りだくさんの一日でした~
2 件のコメント:
こんばんは
手堀の家と聞いてびっくり。。。
どんだけの日数をかけて作ったんだろうと思うと気が遠くなりそうです。(笑)
家の中は、いろいろ工夫されていて、シンプルで過ごしやすそうですね。
そしてアーモンドの花は本当に桜に似ていますね。
桜だと思ってしまいました。
大阪のおばちゃん!パワフルですね。
ホテルの部屋。。。
どこも壁が白いんですけど、白い砂?土?ペンキ?
独特ですよね。
アーモンドミントティー!飲んでみたいです。
☆brosaさん
こんにちは~
洞窟住居は部屋が独立しているのは良いと思うのですが
2階に綱で登るのでは私は永久に二階に行けそうもないです。
桜の絵のビニールバッグをいろいろな所で見かけると思っていたらアーモンドでした。
白い壁は岩の上にざっくりペンキを塗ってあるだけです。
ホテルの部屋ではスーツケースが白くなってしまいました。
アーモンドは温かいお茶の中で少し柔らかくなって美味しかったです。
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