トゥールーズぶらぶら観光

2025年8月31日日曜日

南フランス

 7月2日、ついに南フランス旅行の最終日。ホテルを15時に出発するまで自由行動です。今回の旅行では自由に観光する時間が結構ありました。どこも小さい町で安心して歩けるところばかりでした。

一番最初にキャピトル広場(Place du Capitole)の市庁舎(Capitole)に行きました。12世紀に建てられた宮殿のような建物です。
中に入ると簡単なセキュリティチェックがありました。
トゥールーズ出身の画家の作品が飾られています。市庁舎というより美術館のようです。本当に執務をしているところがあるのかしらと思ってしまいました。
立派~

トゥールーズ市民はこの広間で結婚式を挙げるそうです。

窓からはキャビトル広場が一望出来ます。
ジャコバン修道院に来たら真ん前に立派な門がありました。
College Pierre De Fermat、中学から大学まである学校のようです。
ジャコバン修道院(Couvent des Jacobins)、ドミニコ修道士会が最初に造った修道院。1229年から1341年までと長い時間かけて建てられた修道院です。
屋根の修復工事が行われていましたが入ることは出来ます。
ヤシの木のような天井が独特で印象的です。
簡素ですがとても厳粛な雰囲気。
印象的な八角形の鐘楼は1298年に建造されたもの。その後南仏で造られた多くの教会の鐘楼のモデルとなったそうです。
朝一番だったので人が少なく落ち着いていてよかったです。
ヤシの木の天井とステンドグラスが美しくたくさん写真を撮ってしまいました。

壁の石の色も素敵です。ヤシの木というと南国の開放感あふれる場所を想像してしまうのですが、ここではとても荘厳な雰囲気でした。
ガロンヌ川(Garonne)にかかるポン・ヌフ橋(Pont Neuf)
17世紀に建設されたトゥールーズで最も古いレンガ造りの橋。
幅20メートル、30mの7連のアーチ、全長220m。
1875年に発生した大洪水で街の中の橋がほぼ全部流されてしまった時にも、ポン・ヌフは流されなかった。見たからに頑丈ですし、アーチの横に小さい水の逃げ道があるのが良かったのでしょう。
夏の間の遊び場なのか、イベントなのか、準備中でした。暑いから水遊びだと子供達は嬉しいね。
道路にあったマンホール(?)の蓋には観光名所の絵が描かれていました。写真の右端のチャペルも有名みたいです。
サン ジョゼフ ドゥ ラ グラーブ礼拝堂(Chapelle Saint Joseph de La Grave)
1197年にペスト患者を収容するために建てられたラ・グラーヴ病院の一部だそうです。
ポン・ヌフ橋の置かれた赤い彫刻が気になり調べてみました。
「ロバの帽子をかぶった子ども (L’enfant au bonnetd’ane)」地元のストリートアーティスト、ジェームズ・コロミナの社会に対する批判的な問いかけが込められています。学校の試験に落ちたため、屈辱としてロバの帽子をかぶらされた子供を描いたこの像は、社会から烙印を押されたり孤立したりしたすべての人々/マイノリティを表しています。ここで立ち止まり、考えてという思いが込められているそうです。
アセザ館(Hotel d'Assezat)トゥールーズの特産物の染料(パステル)で富を得た商人アセザの家だった。 16世紀の建物で現在は美術館。個人の家とは思えない!ここは外から見ただけで隣のパステルを使ったグッズのお店には入ってみました。素敵な青いスカーフやカップが綺麗でしたが何も買いませんでした😅
ここからはお買い物タイム!せっかくなのでちゃんとした眼鏡屋さんがあったのでサングラスを購入。顔平ら族の私にジャストフィットのサングラスがありました~😉
ラーメン屋さんやお寿司屋さんもありました。日本食は本当にフランスで人気らしくイタリアンやフレンチのレストランのメニューに「tatakiたたき」をよく見かけ、抹茶のジェラートもよく見ました。
ばらまき菓子を買いにスーパーのMonoprix でお土産を購入。

トゥールーズはすみれの産地としても有名なので香水や化粧品などのすみれグッズもいっぱいありますが、スーパーではスミレを使ったヌガー、キャラメル、チョコレート、クッキーなどのお菓子もいっぱい売ってました。すみれをお菓子で食べるとは考えたことがなかったのでスミレの花の砂糖漬けを買ってみました。喜んでもらえるかしら?
バラ色の街トゥールーズですが、お土産物はパステルの淡いブルーとすみれのバイオレット色のものばかりであふれています。
お肉やお惣菜、野菜も豊富で住みやすそう。フランスの牛乳は冷蔵ではないみたい。
Monoprixのエコバッグはお土産に流行っているみたいですが、うちの近所のダイエーで売っているのよ。流行りすぎだわ。
フランスで最後のランチ。広場に面したイタリアン、Bar Pizzeria Restaurant Brasserie Le Belliniで私はボンゴレビアンコを注文。アサリの量がすごくてびっくり、パスタが見えない😮 美味しかったです。

これで南フランスの旅行記は終了です。
熱波の影響で「カルカッソンヌを見ずして死ぬな」を完遂することが出来なかったのでなんだか消化不良ですが、思い出しながらブログを書いてみるとパリとは全く違ったフランスで良かったです。住むならパリではなく南仏だわ🤩

<おまけ>トゥールーズで見つけたマンホール(?)の蓋

終わり