天草から乗ったフェリーを鹿児島県長島の蔵之元港で降り道の駅 黒之瀬戸 だんだん市場を目指しました。この道の駅は渦潮が観られる日本三大潮流である黒之瀬戸海峡を見下ろす景勝地にあります。道の駅の右側の階段を上がっていくと展望台になっています。
長島町は天草と鹿児島本土の間にある島です。昭和49年に黒之瀬戸大橋 (全長502m)がかかって県本土とつながりました。この橋のお蔭で孤立状態の長島の人々の生活が劇的に変化したそうです。渦潮は見ることは出来ませんでしたが良い景色です。ここは万葉集の最南端の地、上の写真以外にも歌碑がありました。写真の左は大伴旅人が吉野への望郷の念を詠んだもの、右は元号「令和」にちなんだ石碑。
「初春の令月にして、気淑(きよ)く風和らぎ 梅は鏡前の粉を披き 蘭は珮後の香を薫らす」大伴旅人
大伴旅人繋がりで令和ゆかりの地として後から建てられたもの。
渦潮が見られるのは午前中だったようで残念でしたが、だんだん市場で買った不知火ジュースは美味しかった!
予定ではここから鹿児島湾沿いの桜島が見えるスポットを回りながら宿に行く予定でしたが、曇っていて何も見えそうもないのでコースを変更し直接、霧島市の宿へ向かいました。残念でしたが雨が降り出したのでこれで良かったのでしょう。
本日のお宿は霧島市の日当山温泉にある数寄の宿 野鶴亭です。日当山温泉は800年超の歴史があり、鹿児島県内最古の温泉と言われています。西郷隆盛や坂本龍馬が愛した湯としても知られています。
今回は以前から行きたいと思っていたので天草も霧島もふるさと納税対象の宿から選びました。霧島は高級宿が多いのに驚きました。野鶴亭さんもとても立派な旅館でした。こちらのラウンジでチェックインラウンジでウェルカムドリンクとお菓子をいただきました。雨に濡れたお庭の緑がとても綺麗でした。美しい中庭を見ながら歩きお部屋に行きます。私たちのお部屋は本館愛顧棟2階でした。清潔感があってとても良いお部屋でした。お部屋の檜ぶろにはお湯を張ってくださってましたが、立派な大浴場に行ったのでこちらは使いませんでした。もったいないからお湯は入れておかなくてもいいのにと主婦は思ってしまいました。客室が14室のみなので大浴場は混みあうことはなく良い雰囲気でした。雨で露天風呂に入れなかったのがとても残念。朝食も夕食も広々としたお食事処で頂きます。旅館の御飯は食べきれないのでボリュームを抑えた【少量美味】お気軽料理プランというのにしたのですがお品書きがA4より長い!御飯は朝も夜もテーブルごとに土鍋で炊いたもので美味しい😀 手の込んだお料理をいろいろ楽しめて、程よい量で大満足です。これ以上は入らないのでお気軽料理プランで十分です。朝食もひとつひとつ手が込んでいるものがずらり!切って並べただけのものが一つもないのは素晴らしいです。しかもどれも美味しゅうございました。旅館はお食事で満足度が決定しますね。大満足です。
余談ですがお部屋には丸十生サブレというお菓子がありました。甘いものをあまり食べない夫が気に入り鹿児島空港で買って帰りました😊
2 件のコメント:
こんばんは
渦潮といったら徳島を連想しますが、そちらでも渦潮を見ることが出来るんですね。
大伴旅人繋がりの令和ゆかりの歌。。。先見の目があった?
800年の歴史があるところにたまられたんですか。。。すごっ。。素敵な旅館ですね。
またお庭も素敵!ヒノキぶろも趣があって、ゆったりできそうですね。癒しだわ。。
全部14室?・・・ゆったりした空間。羨ましい。
私もそんな素敵なところに宿泊してみたいです。
お食事も美味しそう。
丸十生サブレ。。。とっても気になりました。
お忙しいのにコメント有難うございます。
私も渦潮は鳴門の渦潮しか知りませんでしたがいろいろあるそうです。
旅館は本当に良い旅館でした。ふるさと納税をしてなければこんな高級宿には泊まることはなかったと思います。
生サブレは私も初めてでしたが食べやすく美味しかったです。
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