母が亡くなりました

2023年11月19日日曜日

日記

 

尿管結石で治療をしていた母が11月6日 92歳にて永眠いたしました。90代はいきなり手術は出来ないということで体力が戻った頃に石を取る予定で手術の日取りも決まっていました。点滴でいれた抗生剤があわなかったらしくしばらくしたら口の中がしょっぱいと言い出し何も食べられなくなってしまいました。胃腸科でどこも悪いところはないと言われ退院ましたが食べられるようにならず亡くなってしまいました。

7年間住んでいたサ高住は医療に対応していないので我が家から歩いて200歩の老人ホームに移りました。母は今までのところで死にたいのにと言ってましたが本当に亡くなるとは思っていませんでした。体に入った抗生剤がそのうち出て味覚障害は治ると信じていました。
近いので毎日付き添っていました。延命治療はしないでと言っていたので老人ホームでみとると決め、管で栄養を入れたりはしませんでした。最期はかなり呼吸が苦しそうでした。たくさんのお洋服を作ってくれて有難う、楽しかったわねと耳元で伝えたら母の目からうっすらと涙が流れました。それからしばらくして息を引き取りました。

二ヵ月前に母の十代からの友達がお散歩中に倒れて亡くなられました。その時、私がピンピンコロリでいいわねと言ったら、母がまだまだやりたいことがあったかもしれないじゃない、そんなことは本人にしか分からないわ!と言ったのが印象に残っていました。その時、90だから良いってことはないんだと母に教えられました。薬に負けた死にかたが何とも納得出来ずもやもやが残ります。

病院で拘束されたりせず老人ホームで家のような環境で、感謝の言葉も伝えることが出来たので良かったと自分を納得させています。

まだしばらく続く怒涛の日々のおかげで余計なことを考えずに済みそうです。