国宝犬山城

2022年7月16日土曜日

岐阜、愛知

 岐阜城から車で40分ほどで犬山城に到着。この辺はお城だらけです。その中でも犬山城は国宝です。

現在まで残っている12基の現存天守。このうち姫路城、彦根城、犬山城、松本城、松江城が国宝に指定されています。
平日でしたので駐車場はがらがらでした。
いろいろな入場券がありました。私達は犬山城下町周遊券を購入。購入日から3カ月間有効で通常料金950円のところセット料金で760円。犬山城+城とまちミュージアム+IMASEN犬山からくりミュージアム+どんでん館のセットです。
どんでん館は犬山祭で曳かれる車山を展示しています。入館時間が16:30までで間に合いませんでした。残念。
1537年、織田信長の叔父・信康が尾張と美濃の国境に築城し、その後は尾張徳川家に仕える成瀬家が城主を務めた。
災害の多い日本で500年も残っているのは奇跡的だなと思いました。しかも2004年までは日本唯一の個人所有のお城だったというから驚き。しかも国宝😲
木曽川沿いの高さ約88メートルほどの丘に築かれています。木曽川の向こう岸に泊まった宿が見えています。3層4階地下2階の構造で4階ぐらい軽く登れると思ったら、昔のままなので途中から梯子を上っているような急勾配、疲れたけど階段の後ろ側に石が積み上げられているのが目の前に見ることが出来、古さを実感できます。
犬山城から下って来る途中にある三光稲荷神社
ピンクのハートの絵馬がかわいい💕
真剣にお祈りしてます。青春ですね🙏
銭洗池があったけどやらなかった、鎌倉で洗ったけど未だに効果が感じられないので・・・
通り抜けるとミュージアムやお店がある犬山城下町に出ます。

7月2日の世界ふしぎ発見に出られたこの女性が犬山成瀬家第13代当主、成瀬淳子さんです。2004年に第12代犬山城主・成瀬正俊の長女である成瀬淳子さんが最後の城主となり、お城の保存のため個人所有から法人所有への移管を行ったそうです。お城の維持が大変なのは想像に難くありませんね。
犬山城は国内でも珍しい自分で自分の修繕費を積み立てているお城なんです。
テレビで紹介されたこの風呂桶がとても気になりました。小さくて入れるはずないだろうと・・・お城の管理人のおじさんに風呂桶はどこにあるのか尋ねたら城とまちミュージアムの方に展示してあるというので行って見てきました。
風呂好きの豊臣秀吉が小牧・長久手の戦いで犬山に入った際に持参し、使ったとされています。風呂道具一式いずれも漆が厚く塗られ、蒔絵で菊と桐の紋様が描かれています。
風呂桶は高さ66.3cm、直径約73.5cm。小さなドラム缶風呂ぐらいで入れなくはないけど窮屈そう😨
風呂桶のほか、たらいや手桶など風呂道具一式が展示されていました。26日までの期間限定展示なのでちょうど良かったです。
犬山城下町、観光客の姿はまばらでした。写真の右側にあるからくりミュージアムに行きました。茶運び人形ぐらいしか知らなかったのでいろいろな種類とお祭りの山車で使われる「山車からくり人形」の大きなものと精巧さに驚きました。
犬山城の駐車場から木曽川を再び渡りこの日の宿、旬樹庵 八勝閣みづのをに向かいました。
和室とベッドの部屋のコネクティングルームで犬山城と木曽川に面し気持ちの良いお部屋でした。
お料理は美味しいのですが私には多過ぎです。少なめのコースがあると親切ですね。

部屋からライトアップされた犬山城が見える宿ということで泊まったのですが、安倍元首相銃撃に衝撃を受けテレビしか見なかった。