チュニジア15 寂しいイシュケル国立公園

2020年4月20日月曜日

アフリカ チュニジア

3月2日7:30、朝の出勤ラッシュをさけ、少し早めに出発。
チュニジア北端にあるイシュケル国立公園(Ichkeul National Park Tunisia)に向かいました。
チュニジアは南北に細長い国なので南の方とは違った景色が広がっています。
向うに見えるのはビゼルト湖。緑の畑が広がって綺麗です。
チュニジアは砂漠のイメージがありますが食糧自給率は100%を超えている!
すごい数の羊の大群が道路を闊歩! バスの運転手さんが皆を降ろして写真を撮らせてくれました。
Wikipediaによるとヒツジを主要な家畜とする畜産業は北部に集中する。やたらと羊の群れを見かけます。
イシュケル国立公園に到着。イシュケル湖にフラミンゴがいました。山と湖と北アフリカでは珍しい大湿原が広がる国立公園です。総面積は約126平方kmで大分県別府市と同じ位。
1705年から約250年間、チュニジアのフサイン朝王家の狩猟地であっ たため、開発を免れた。
25万羽の渡り鳥がヨーロッパから飛来、約200種類の野鳥や動物、500種類以上の植物、貴重な生態系を残すイシュケル国立公園は、1980年にユネスコの世界遺産に登録された。
密猟や周辺からの汚水の流入、ダムの建設で環境が悪化し、1996年~2006年までは危機遺産リストに登録。
密猟取り締まりの徹底と、環境汚染からの保護対策が急務とされている。
入り口にあった温泉施設。今は使われていません。
温泉はまだ出ています。触ったら温かかったですが荒れてます。
階段を上ってイシュケル山(高さ511m)の頂上まで登りました。階段は130段かそれ以上かいろいろな説があるので数えながら上ってとガイドさんに言われたけれど壊れているところもあるし、高さが不揃いで歩きにくく、数えているのを途中で忘れてしまった😅
イシュケル湖を見ながら途中休憩・・・歩きにくいのです。
私には緑豊かで一見末期的には見えなかったが渡り鳥は減少傾向にあり回復が不可能ともいわている。
小さな小さな博物館がありました。何が書いてあるのやら??
公園内の動物、鳥、植物、自然環境を紹介する環境博物館(Musée Ecologique du Parc National d'Ichkeul)
博物館は全く大したことないのですがイシュケル湖が眺められる絶景ポイントでガイドさんが博物館のおじさんにお願いして望遠鏡を出してもらいました。
月ではありません。望遠鏡の中を写したものです。右端にフラミンゴがいます。このツアーはチュニジアの世界遺産を全部まわるというツアーだから来たけれど普段はここには来ないと添乗員さんは言ってました。だけどこの写真の撮り方を覚えてだけでも来た甲斐がありました(^^)v
ツアーのお仲間のおじさんが教えてくれました。望遠鏡の覗くところにスマホのレンズをぴったりくっつければいいだけです。簡単に綺麗に撮れるもんです。
国立公園敷地内は羊の放牧は自由だそうです。
イシュケル国立公園を出てしばらく行ったところで、運転手のダリさんがコウノトリを見つけて止まってくれました。
コウノトリを間近で見られるのは珍しいそうです。LUCKY!
メジェルダ川の流れによる肥沃な丘陵地帯
運転手のダリさんで~す!
また、ダリさんが未だ花が残るアーモンド畑を見つけて止まってくれました。よく気が付いて親切!
アーモンドのお花
アーモンドの実
足元にはカワイイお花、ルリジサ
お花の名前が分からなかったのでスマホでカシャッとgoogle先生に訊いてみたらすぐに出てきた、スゴッ😲
途中の街で見かけたカフェ(黄色いタクシーの上)もおじさんでいっぱい。おじさんカフェは南から北まで同じ。
12時半、ホテル・ドゥッガ(Hotel Thugga)で昼食
ジョルバスープと猪肉の煮込み
ここトゥブルスーク(Toboursouk)一帯は狩猟地として有名で、イノシシが捕れる。猪はよく煮込んであって美味しかったです。ライス添えがいいね。
ランチの後はドゥッガ遺跡へレッツゴー🚌