画家のお宅を訪問

2018年11月18日日曜日

千葉 日記

ダーツ仲間のお姉様の個展に連れて行っていただき、その後ご実家に案内して頂きました。
お姉様は櫻田久美(ひさみ)さん、素晴らしい経歴!
初めてつくばエクスプレスに乗って流山にある森の美術館に行きました。駅からはタクシー、何もない畑の中の細い道を曲がるので何処へ行くのかと驚いたら突然、美術館がありました。不便な場所にもかかわらずとても混んでいました。
明るい色彩で描かれたヨーロッパの景色が素敵でした。
たくさんの人が訪れていたのですがお姉様の久美さんにご挨拶させていただきました。
それから野田に移動しご実家を訪問。
ご実家のお庭にある鳩聚苑
こちらはお父様の櫻田精一さんのギャラリーになっています。
久美さんとは違った落ち着いた色使いで素晴らしいです。
樽を作っていた仕事場を解体する時の廃材を使って建てられたそうです。しっかりした梁が良い雰囲気を出しています。
ご自宅の客間、こちらにも100号サイズの絵がずらり!
どれも欲しくなる絵画ですがこんな大きな壁は我が家には無い(^^;)
お父様が絵を描かれていたところ。
ご自宅内の写真は失礼にあたるといけませんのでこれだけにしておきますが、すばらしいのです。誰かここをこのまま維持してくれる人を探しているそうですがなかなか難しい。お子様たちも全員70代、いずれは壊されてしまうのは分かっているとおっしゃっていました。それでもお父様が亡くなられて20年近く床はピカピカに磨き上げられ、ご両親への愛情が伝わってきます。ご両親はもともとは都内にお住まいだったそうですが戦争中に野田に疎開してこられたそうです。その時、お母様は持っているお金を全て絵の具に換えて野田にやってきたそうです。お父様の才能を信じ洋裁店で働き支えてこられたお母様もすごい人です。家族の愛情が詰まった素晴らしいお家を見せて頂き感動しました。