ドブロブニク ① 旧市街観光と絶品ランチ

2017年7月1日土曜日

スロベニア・クロアチア・ボスニア・ヘルツェゴヴィナ

5月23日、丸一日ドブロブニクの観光です。『紅の豚』のモデルとなった美しい街並み、あの映画でみた青い空と海、この日もシャッターを押しまくりました。
泊まったホテルからの景色です。ドブロブニクからバスで20分離れたチャフタットにあるホテル・クロアチアです。もっと高いツアーならドブロブニクの夜景が見えるホテルに泊まることが出来たのでしょうね・・・😢
8時半にホテルを出発し午前中はツアーでスルジ山と旧市街観光、午後は自由なので城壁巡りと遊覧船に乗りました。
一番最初にスルジ山の山頂へロープウェイで登りました。
城壁の外も美しい街
先に見える半島の向こう側のまだ先に泊まりました。大きな木に邪魔されることがない横から見る景色がとても良かったです。ロープウェイは1991年のクロアチア独立戦争の際に破壊され、2009年に新しく作られました。
向うに見える島はヌーディストビーチがあることで有名なロクルム島
アドリア海の真珠と謳われる景色!!
これを見たくてクロアチアまで来たんです。晴れて良かった\(^o^)/
次は城壁の中の観光です。ドブロブニクは13世紀以降、地中海交易の拠点として栄えた街。
ピレ門から中に入りました。かつては木製のはね橋がかけられていたそうです。ナポレオンもこの門をくぐってこの街に侵攻した!
ドブロブニクは1979年には世界文化遺産に登録されましたが、1991年にはユーゴスラビア崩壊による内紛が勃発した時に世界遺産の街は大丈夫だろうと思っていたら、1991年12月6日、突然スルジ山から、2,000発もの砲弾を浴び街は壊滅状態に陥りました。左の地図には砲弾が直撃した場所、全壊した家、半壊した建物等の場所が●▲等で詳しく示してあります。右の写真は壁に残る砲弾の跡。壊滅状態になってしまったのでユネスコは緊急に保護が必要な「危機遺産リスト」に載せました。その後の保護活動と市民の手により再建され、1994年に改めて世界遺産登録!! こんなことがあったなんて信じがたいほど平和で美しい街でした。
プラツァ通りには人がいっぱい
オノフリオの噴水、1438年にイタリアから呼ばれた職人によって建造された。ドブロブニクは上下水道など公衆衛生が整備された当時の最先端都市だった。
1877年に作られたセルビア正教会
ドゥブロヴニク大聖堂、狭~い旧市街の中に教会が20個以上あるそうです(@_@)
聖ヴラホ教会、聖ヴラホはドブロブニクの守護聖人  「ピレ門」の上にもいらした!
広場の真ん中に「騎士ローラント像」があります。像の右肘から手までの長さ51.2cmが、取引における長さの基準になっていた。物差しが普及していなかった当時、基準を示すものの存在は画期的だった。世界ふしぎ発見でもやってたなぁ。
ルジャ広場に面して建つ総督邸
一際古めかしい聖救世主教会、1667 年の大地震でも倒壊せずに残った数少ない建物の 1 つ。ルネサンス様式の建築として有名で、この地域のほかの教会の設計に影響を与えた。
この教会の隣がフランシスコ会修道院。私達はこの教会の隣の階段から城壁へ上がりました。
フランシスコ会修道院に併設するマラ・ブラーチャ薬局、左が入口。1317年に開業したこの薬局はクロアチアで最も古く、現在も営業している薬局の中では世界で3番目に古いものと言われている。中世から受け継がれるレシピに基づいて作られているコスメが人気ということなのでリップクリームを買ってきました。
青空市場と旧港を回って解散になりました。
ツアーについている食事は期待できないので自由の時に奮発しました~
今回の旅行中、ホテルの食事は夜もブッフェ、世界中から旅行者が来るのでホテルのスタイルがそうなっているようです。
創業1886年の老舗レストランプロト。皇室の方々や著名人が足を運ぶという有名レストラン。二階からはスルジ山が見えます。フォークとスプーンが持つ手に合わせて内側に傾いているのには驚きました。
私が選んだのは手長エビとトリュフのパスタ、手長エビの剥き身と黒トリュフのスライスが惜しげもなくどっさり!! 新鮮なトリュフってシャキシャキしてるんだ、初めて知った!
スープはエビのビスク、美味しすぎて言葉が無い😋 夫が選んだホタテのグリル、付け合わせは今回の旅行中ずっと付け合わせに出てきたジャガイモとほうれん草のぐちゃぐちゃがプロトではこんなにおしゃれになって出てきた、味も今までとちゃうやんか<何故か関西弁になる
これで一人約7,000円! 城壁の中は物価が倍になると聞いていたが・・た・たかい(・_・;) 添乗員さんが言うにはドブロブニクはレストランがファースト、ビジネス、エコノミーとあって味は値段に比例していくとか・・・新鮮なトリュフを知ったから満足です。
お腹がいっぱいになったところで、次は城壁ウォーキングへ出発です。