沿岸急行船でオーロラハンティング 4 トロンハイムで突然オーロラ

2012年2月21日火曜日

ノルウェー

1月22日、朝6時にトロンハイムに入港。
南行きのフッティルーテン、MS Nordnorgeと一緒になりました。
MS Nordnorgeに乗船しているJTBのツアーの人達と合流して市内観光に行きました。
7時に朝食、8時に集合して市内観光に行くのですが、まだまだ真っ暗です。
今が何時なんだか、良く分からない状態になってきました。
高台からトロンハイムの夜景 町を見ました。 真ん中の丸い緑のライトはトロンハイムの病院の屋上にあるヘリポート。 ノルウェーで一番お金のかかっている建物だそうです。 
高台から降りてきた頃にやっと明るくなってきました。
トロンハイムはオスロ、ベルゲンに次ぐノルウェー第三の都市。
天皇陛下が訪問された時、ベルゲンに行かずにトロンハイムに来てくれたことがトロンハイムの人達の喜びだそうです。
日本の東大にあたるノルウェー科学技術大学があります。 科学技術大学といっても総合大学だそうです。 ノルウェーは教育費がタダで、留学生もタダになるので世界中から多くの留学生がきているそうです。 授業料が掛からないって大きいわぁ~
巡礼地でもあったトロンハイム、奥行101m、高さ30m、ノルウェー最大のニーダロス大聖堂。 戴冠式が行われていた教会でも有名。
大きくて近くから全部を撮れませんが、正面にはイエス・キリストとマリア様と54人の聖人の彫刻が並んでいます。 中は荘厳な雰囲気に包まれ、立派なパイプオルガンがありました。
トロンハイムは雪が積もっていました。 ニーダロス大聖堂のお庭です。 右上は教会の売店です。 新しい建物はどこもすっきりしていました。 昔、建てられたバロック建築の教会の前にあるのですっきり感が際立っていました。 雪がところどころ凍っているので下を向いて歩いていたら、面白い絵柄のマンホールを発見!
バスの中からはね橋をちら見!
私達の添乗員さんが希望者をここから徒歩で川沿いの木造の家並みに沿って、船まで案内してくれましたが・・・夫が道が凍っているから、歩かない方が良いと言うので私達はバスで船まで戻りました。 どうやら夫の本音はMS Nordnorgeの出航シーンを見たかったようです。
私たちの乗っている船の全形が撮れるのもここだけでした。
MS Nordnorgeは私達より一足先に出航。 JTBの人達はこの船で南へと下っていきます。
絵葉書のようなシーンでした。
続いて私達も12時にトロンハイム出航です。
右の写真はムンク島。

あっという間に暗くなってきました。 この日のオーロラ予報はレベル5だったんです・・・と、言うのもまだ北極圏に入ってなかったので、この予報に気が付いていませんでした。 私はここまで来てオーロラを見損なったら大変だと思い、毎日5時をシャワータイムに決めてました。 シャワーから出て、髪をドライヤーで乾かし、薄着でゆっくりしていたら、「Ladies & gentlemen, ・・・northern lights・・・」、え~~~~(*_*) 慌ててオーバーパンツとダウンジャケットをはおり、9階デッキにダッシュ! 
まだ5時半だというのにオーロラが出た~~! この日のオーロラはノルウェー全土を覆いオスロでも見られたとニュースになったそうです。 この日のオーロラは撮れてなのかと思っていたのですが、明るさを調整してみたら、撮れてました。 良かった!(^^)! Sonyの新しいカメラなのでGPS機能で地図上に写真を撮った場所まで出てくる! すごいわぁ~!

トロンハイム出航して5時間半後です。 右はさらに拡大してみました。 沿岸急行船なのでこのように沿岸を走っています。 
オーロラが出ていても食事の時間は待ったなしです。 カリフラワーのスープとサーモンとポテト、温野菜、パンナコッタ。 ツアーの人達とオーロラに大喜び! 食後、部屋に戻っていたら、また「northern lights」のアナウンス! オーロラはパワーアップしてきました。 結局このオーロラは一晩中出ていました。 初めて見るオーロラがとても強いものだったので感動的でした。 北極圏に入る前にオーロラが出たので、ヤキモキすることもなく、旅することが出来ました.