南イタリア旅日記 9 シチリア タオルミーナ

2010年11月10日水曜日

南イタリア

いよいよシチリア観光です。
最初はシチリア屈指の景勝地タオルミーナ、映画「グラン・ブルー」や「ゴッドファーザー」の撮影地でも有名。
上から見下ろす海の美しさに言葉がありません。
風光明媚な観光地なだけでなく、温暖な気候に恵まれたイタリアを代表する保養地でもあるため、朝7時45分にホテルを出たのに、メインストリートのウンベルト1世通りはあっと言う間に観光客でいっぱい。


左はウンベルト1世通り、右は13世紀に建てられたサン・ジュゼッペ教会、この教会の前が4月9日広場で見晴らし台になっている。
イオニア海

下に見える駅が「グラン・ブルー」で、ニューヨークに帰る彼女を見送る駅です。
この見晴らし台で2~3年前に楠田枝里子さんを1週間案内したというおじさんに話しかけられました。 「20代かと思ったら、歳を聞いてびっくりしたよ、日本人って若く見えるね」と。 楠田枝里子さん、私と差ほど違わないのでは? いくらなんでも20代に見えるとはお手入れがいいのね!

イオニア海とエトナ山、ヨット、豪華客船、素敵なホテル、青い空とグランブルー(雄大な青)の海!
ここから紀元前3世紀に建てられたギリシア劇場に行き、絶景に息を飲みました。
芸術、自然、都市、文化を融合させた大傑作建造物と言われている劇場。
なんとかこの雄大さを伝えたいと思い、写真を繋いでみるのですが、本物には近づけないです。

劇場の合間からはエトナ山が覗いたり、
イオニア海が覗いたり、どこをとっても絵になります。

ウンベルト1世通りに戻り、お買いものタイム。 横に広がる小路が洒落てます。 ここにもいましたキティーちゃん! 
シチリアでブランド品が帰るのはここだけということで、買いに走った人が多かったです。私達はジェラートを食べて休憩!

酔っぱらって帰って来た夫を一晩繋いでおいたと、ガイドさんが言ってたけど、本当かな・・・


右のベル、かわいい!
最後に恐い話。
紀元前からシチリアを支配した民族はフェニキア、ギリシャ、ローマ、回教徒(アラブ人)、ノルマン、スワヴィア、スペインと限りが無く、水準の高い独自の文明が育ったわけだ。
この写真の顔の植木鉢、、窓辺にたくさん見掛けたのだが、アラブ人時代に攻め入ったノルマン人が「アラブ人の首を取ったぞ」と、並べた様子が植木鉢になり、今も残っているという。
従って植木鉢の顔は全てアラブ人。
独自の文明って言ったって、生首を現す植木鉢を飾る美意識って独特過ぎ!

BARの上にもありました、怖い~(>_<)