2010年11月28日日曜日

南イタリア旅日記 11 パレルモ


パレルモはシチリア最大の都市、そして地中海の中心地です。 ホテルの前は港、豪華客船が似合う地中海です。 ゲーテが「世界一美しいイスラムの都市」と、言ったそうですが、生憎の曇り空。 どんより暗くては煤けた印象になってしまいました。





ノルマン王宮、その前はフェリペ五世像、ここの歴史もややこしい。古代、カルタゴ人とローマ人が要塞を建てた⇒9世紀にアラブ人が「総督の宮殿」と呼ばれる砦を作る⇒11世紀にノルマン人により王宮になった⇒16世紀にはヨーロッパの各王家や総督が居を構える⇒1947年以降はシチリア州議会に使われている。 単一民族の日本は平和ボケになってもしょうがないか・・・









ノルマン王宮の上に見えるのがヌオーヴァ門、1535年にチュニジュアに勝利したカール5世の凱旋記念に1583年に建てられた。 屋根はシチリア王国のシンボル鷲がマヨリカ焼きで作られている。



マルトラーナ教会の隣に赤いドームのサン・カタルド教会が建っている。 外から眺めただけだったがマルトラーナ教会の中には有名なモザイク画や「聖母被昇天」の絵画があるそうです。 サン・カタルド教会の中は何もないそうですが、イスラム支配の時代があったことがはっきり分かります。赤いドームはハーレムに使える宦官の帽子を模したものだそうです。
パレルモにはいくつも広場がありました。私が見た中で一番美しい広場がこのプレトーリア広場だと思いました。 この大きな噴水はもともとここに作られたものではなく、1554年にスペイン総督のトスカーナの別荘に作られたもの。 その総督の息子がパレルモ市にかなりの高値で売却。 644個にばらして運び、ここで組み立てられたそうです。 ばらばらにした形跡は全く感じられませんでした。
日本の噴水とはエライ違い!

噴水の後はサンタ・カテリーナ教会、
右がセナトーリオ宮殿、現在は市庁舎、上にある時計も凝ってる!

市庁舎の入り口に掲げてある写真は有名な人かと思ったら、訪ね人だそうです。

16世紀に建てられたクアットロ・カンティ「四辻の意味」、旧市街の中心にある十字路。 建物の形のため八角形の交差点になっている。 四つの建物の彫刻は下から四季を表す噴水、二段目はスペイン王フィリッポ2世、3世、4世、神聖ローマ皇帝カール5世、3段目はパレルモの4人の守護聖女。
とにかく街の中は立派な彫刻であふれています。
子供の時からこういうものを見て育てば美的センスも磨かれる訳だ。

このカテドラル(大聖堂)は横になが~~~い。 このカテドラルも1184年にキリスト教会として建てられ、アラブ人支配下ではモスクになりそしてまたキリスト教会に戻った。 その度に改築されいろいろな建築様式が混ざり合いシチリアらしいカテドラルです。







アラブ風


この入り口は1430年頃、カタロニア・ゴシック様式で建てられたもの。入口にあるモザイクの聖母像も入口を作ったアントニオ・ガンバーラの作品。


聖人がくるくる回ってる!
かわいい(*^。^*)









こんな立派な聖水盤があるんですね!
左側は入口にあったレリーフ
どこをとっても芸術的!
マッシモ劇場、1875年に建築が開始され、1897年に完成。 ヨーロッパの人達って気が長いとも思うのですが、時間とお金をかけてじっくり良いものを作ると長い間、愛されるものが出来上がるということなのでしょう。 19世紀に建てられたヨーロッパのオペラ座では3番目の大きさで3,200席。 この劇場の特徴は客席と舞台の面積が同じだそうです。 これはすごいわ! そんなことより、マッシモ劇場を有名にしたのは「ゴッドファーザー、パートIII」で娘が撃たれるシーンが撮影されたことじゃないでしょうか。 
マッシモ劇場の前にあったおしゃれなキオスク
説明が良く聞こえなかったのだが古い物


バスの中から見たポリテアーマ劇場
1867~1874年に建てられた。
こちらの劇場の方が小さいし古いのにモダンな感じがします。
見どころ満載のパレルモ、三日ぐらいはいたかった。

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