2009年11月9日月曜日

トルコ旅日記 16 ロマンチックなリュステム・パシャ・ジャミー(世界遺産歴史地区)

リュステム・パシャ・ジャミー
小さな階段を上がった商店街の上にありました。ガイドさんがいなければ気がつかないようなところです。
お店の賃料をジャミーの維持費にあてたそうです。
さすが実力で登りつめた人が建てたジャミー!

1561年完成
リュステム・パシャ宰相がスレイマン大帝の愛娘ミフリマーにプレゼントしたジャミー。後に結婚。
大帝のように大きなジャミーを建てることは出来ないので、当時最高の内装で造られたそうです。
中はブルーモスクよりブルー!
小ぶりなので余計に女性らしく感じられます。
天井からのワイヤーがいつもカメラの邪魔をするのですが、蜀台をつるしていたのです。 ろうそくの光は幻想的だったことでしょう。



















ブルー・モスクが1616年に完成ですから、こちらの方が古いわけですが、女性らしい柔らかなデザインはため息ものです。 絨毯もかわいい! お祈りのスペース一人分が分かるようになっています。 絨毯の本物は博物館に保存。 娘が思わず「私もこんなのプレゼントされてみた~い」と、つぶやいておりました。私もこういう風に収支のバランス感覚がしっかりした方と結婚してもらいたいなぁ・・・

オスマン建築美術の最高傑作の一つといわれ、オリジナルタイルの残る貴重なモスクです。
トルコのタイルと言えばイズニック・タイル。イズニックとはタイルの生産地として繁栄した町の名前です。 トルコ石を使った青、トマトレッドと呼ばれた赤、芸術性の高いデザインのタイルを数多く生み出したのですが、18世紀、オスマン帝国の衰退とともに陶土も枯れ技術も消えてしまいました。 不思議なのですが、ここに残る赤は後に出せなくなってしまったそうです。 なので、この時代のタイルがサザビーズオークションに出たら、一枚一千万円以上になるだろうと言われているそうです。それが2,300枚以上使われているのだから、パチパチパチ(@_@;) <計算するなって
王妃の為に造られたモスクなので、小さなお庭ながらもお花がちょこちょこと植えられ綺麗でした。

イズニック・タイル のその後が気になるので調べてみました。
1993年高度な技術を復活させるため「イズニック財団」が設立。 イスタンブール工科大学、プリンストン大学、マサチューセッツ工科大学の共同研究で16世紀の技術のまま、ラピスの紺青、トルコ石の青、サンゴの赤、エメラルドの緑を復元するのに成功したそうです。

16世紀の技術を20世紀にこれだけの叡智を集めてやっと出来たというのが不思議!?
簡単に出来そうなものなのに・・・
昔の人もいろいろな分野で高い技術を持っていたのですね。

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