皇室の菩提寺、泉涌寺

2022年12月9日金曜日

京都 小豆島・姫路・京都の旅

11/23、光明寺から泉涌寺に向かう途中、宇治の花やしき浮舟園に立ち寄りました。

小さいホテルです。すごい狭い道に面しています。そこへ大型の観光バスがバックで入って行きました。無事到着した時は運転手さんへ拍手喝采👏👏👏
生麩まんじゅうから滋賀の赤こんにゃくまであり、関西のものを堪能できました。
食後は宇治川の周りをぶらぶらし、お茶だんごを買いました。右端の建物が花やしき浮舟園です。
皇室の菩提寺、泉涌寺。開山は1218年と言われ、寺地の一角から清水が涌き出たことから泉涌寺と名付られたと言われています。

紅葉にはちょっと早かった・・・

真ん中のモミジの陰に泉涌寺水屋形があります。泉涌寺の名の由来となった清泉を覆う屋形。
この泉は今も枯れることなく涌き続けています。
京都御所の雰囲気に似ています。
御座所庭園を見に中に入ると柱だけでなく全ての調度品に菊の御紋章が付いていました。
庭園に面した玉座から歴代天皇が眺められた庭園が「御座所庭園」
御座所は『京都御所』内にあった皇后宮の“御里御殿”を移築したもの。今でも玉座があります。昭和天皇がここで詠まれた歌が飾ってありました。建物の中は撮影禁止なのが残念。
門の扉に立派な菊の御紋章の霊明殿。歴代天皇の御尊牌(お位牌)をお把りされているほか、御真影なども奉安されています。非公開の場所です。
泉涌寺は皇室の菩提寺なので御朱印は菊の御紋が押印されているそうです。
泉涌寺の入り口近くの道を歩いて行ってみました。
この辺りは御陵がたくさんあるので人気が無いとドキドキします。
突き当りにお寺がありました。
泉涌寺の別院の雲龍院
室町時代に後光厳天皇が建立。塔頭の雲龍院は走り大黒天で有名なお寺。
雲龍院の前庭。羅刹の難を救うという観音様「衆宝観音」美しいお顔です。
こんな風に脚を投げ出して座っている観音像は初めて見ました。
時間がないので中には入りませんでした。
帰ってからオンデマンドで『京都人の密かな愉しみ・縁結び編』を観ていたら、こちらの走り大黒天は「一歩踏み出せ!」と教えてくれているそうで新たな一歩がもたらす「縁結び」がご利益だそうです。え~~~知らなかった!知っていればさっさとこちらに来たのに!残念!

観光はこれで終了。京都駅に着いたら、どこから人が沸き出てきたのか思うほどの人でした。全国旅行支援のクーポンで皆さん、ガンガンお買い物! 私達は京都に宿泊していないので京都のクーポンは無し😆 でも久しぶりの関西を堪能して楽しかった♪