南イタリア旅日記 3 カプリ島

2010年10月5日火曜日

南イタリア


青の洞窟からまたモーターボートでマリーナ・グランデへ戻ります。 船乗り場のすぐ前が登山電車の乗り場。 切り立った小さな島へものすごい数の観光客ですから、この乗り場もすごい人! そこで元警察官のラッキーおじさんが割り込みしようとする人たちを阻止、きれいに整頓、無事に登山電車に乗れました。 乗っている時間はこれも2~3分、でも皆必死(^_^;) ところでイタリアの警察官には五種類あるそうで財務省管轄の警察官というようなのもあるそうです。 ラッキーおじさんの誇らしげな感じからすると、国防省所属の警察官が一番格式が高そう! もう引退しているので私服ですが、横断歩道のない所で、ラッキーおじさんが道路に進み出てパット両手を広げると車が全部止まります!(^^)! ビシッとした立ち姿から醸し出すものがあります! すご~い!


普段はおしゃべりでひょうきんなラッキーおじさんです。


登山電車から降りるとそこが「ウンベルト1世広場」、広場といっても切り立った島ですからこじんまりとした広場です。
しかしそこからの景色は雄大で気持ちが良いものです。
この美しさに魅了されたローマ皇帝アウグストが当時所有していた資源豊富なイスキア島と何もないカプリ島を交換して手に入れたそうです。
それぐらい魅力的な景色です。
現在、自然保護地区。
青の洞窟に向かうモーターボートやクルーザーがたくさん出ていて優雅な気分です。
この↓松の木が目印のレストランでお昼です。 この形がイタリアの松の剪定の仕方のようです。
海の幸のリゾット、イカやエビの揚げ物、どれも日本人の味覚に合うものばかりでした。
帰りはミニバスで港まで下ります。道が狭いしカーブは鋭角なので大型バスは走れません。
駐車場の車も小さいけれどおしゃれなものばかり! タクシーも屋根は幌で、オープンで走っているタクシーもいました。 それがまた似合う!日本でオープンカーのタクシーはあり得ない!



ナポリ行きの船が出るまで30分のお買いものタイム。 お土産にいいものがたくさん売ってます。しかしレジが遅い! 電卓出したり、どこまで打ったか考えたり・・・こっちは足し算も終わりお金を手に握っているのに・・・(~_~;)
ここで買ったレモン入りチョコがさっぱりして美味しかったです(^_^)v