トルコ旅日記 6 世界遺産・石灰棚

2009年9月16日水曜日

トルコ


トルコ四日目で私の一番たのしみにしていた石灰棚のあるヒエラポリスに来ました。 すぐに石灰棚かと思いきや、最初に見えてきたのはまた半円形劇場、206年に完成、1万人収容。 B.C.190年頃に建設されたここにも大きな都市があったのですね。
ヒエラポリスとは聖なる都市という意味だそうです。


浴場跡


イギリスのバースも大きかったけれどここもかなりの大きさですね。



ローマ人は温泉好きだなぁ。



ところどころに珍しいお花が咲いてました。



道のように見えるのは石で造られた今で言う水道管。



現在、温泉ホテルの乱立で温泉が枯れかかり、石灰棚への放水も時間を決めて行われているそうです。


私たちが行った時はちょうど放水されておらず、


残念でした。 水路には勢いよく流れていたのですが・・・


人が入っていいところも決められています、靴で入ることも禁止されています。



ここで裸足になって足湯のところまでいくのですが、ぬるぬる滑るところやざらざら痛いところがあり歩きにくかったです。


でも保護しなければならないので、みんな規則を守って裸足で入っています。


下に見えるのが昨夜泊った温泉ホテルの建ち並ぶ町です。
どの写真もクリックすれば大きくなりますが、この写真はぜひぜひクリック!



パムッカレ、トルコ語で「綿の城」と呼ばれています。

ここに青い水が溜まっているはずだったのに~本当に残念(>_<)


大きさが分かるでしょうか。
石灰棚の向こうの木の隣の点が人です。
写真をクリッククリック!!

切り抜いてみると上のほうに人がいるのが分かります。
人を入れている方は茶色くなってきています。




古代都市のメインストリートの上に温泉水をそのまま利用してプールになってます。 有料です。




円柱が転がっていました。



時間があれば、話のタネに遺跡の上で泳いでみたかった。どこへ行っても駆け足です。 見るところが多すぎ!



トルコはまだまだ発掘途中です。

どこに行っても発掘作業をしてました。
聖フィリポが殉教した場所に立てられた礼拝堂があるのですが、このフィリポが十二使徒の一人フィリポなのか福音宣明者フィリポなのかはまだ分かっていません。

まだまだ歴史が変わる発見があることでしょう。



どこもかしこも遺跡がごろごろ。

ヒエラポリスの良質な温泉に治療効果があると信じられ多くの人々がやってき、亡くなっていったそうです。
そのためネクロポリスというアナトリア最大規模の墓地もあるそうです。

せっかくたどり着いた石灰棚に心を残し、またバスに乗ってコンヤへ向かいました。