チュニジア9 レンガが美しいトズールと大きな蜃気楼

2020年4月2日木曜日

アフリカ チュニジア

2月28日、日の出鑑賞の後、ホテルで朝ご飯を食べ、トズール(Tozeur)のメディナ(旧市街)ウルド・エル・ハデフ地区(Ouled el Hadef )に行きました。
砂漠の中で交易路が集まる交通の要衝として古くから栄えた。日干し煉瓦で幾何学模様がつくられているのがここの特徴です。
細く入り組んだ路地、しかも民家の下を通り抜ける。
迷路のようです。窓が少ないのも特徴。
路地の所々に小さい広場のようなところがあり、腰かけておじさん達がおしゃべりをする場所になっていると説明する添乗員さん! お夕飯の準備に主婦が忙しい時間はおじさん達は家を追い出されるそうです。今でも夕方のカフェは家を追い出されたおじさん達でいっぱいでした。添乗員さんはおじさんカフェと名付けたそうです😄
一軒、大きなお店がありました。
チュニジアはドアが素敵
スゴイ年代物のドア!
ドアノッカー、男性用(右上)、女性用(左)、子供用(下)と3か所あり、それぞれ高さが違い、音色が違うので、誰が来たのかが分かるようになっている。女性一人の時に男性客が来たら、急いでスカーフを巻いたり出なかったりするそうです。実用的だったのですね。
通り抜けの通路の天井はヤシの木
メディナの路地を抜けると市場でした。
いろいろなものが売っています。
サハラ砂漠の真ん中でも野菜は豊富でした。
先程のウルド・エル・ハデフ地区と違って人が多い
トズールは40万本のナツメヤシが茂るオアシスの町なのでナツメヤシの果実デーツがたくさん売っています。
デーツを買うつもりだったのですがバイクと車の排気ガスが酷く、とても買う気になりませんでした。
結婚式の衣装屋さん、伝統的なものを扱うお店と現代のウェディングドレスのお店がありました。どちらも素敵💞
市場の路地
この路地で見つけたお店でレンガの大きさの絵を買いました。値切り方が成功だったのか失敗だったのか分からないけれど気に入ってます。
幾何学模様が綺麗なモスク
インディ・ジョーンズの有名な決闘シーンはここでも撮影してたんだ! レンガの壁で分かった!
お昼を食べに来たら恐竜がなぜかお出迎え!
携帯電話のアンテナはヤシの葉でカモフラージュ
変った所だなぁと思ったらシャクワク(Chak Wak Parc)というテーマパークだった。
広い敷地のようですがこのレストランにしか行かなかったので何のテーマパークかは良く分かりません。日本のテーマパークのように混んではいません。ガラガラ・・・
レストランの中には有名な言葉が貼ってあるのですがフランス語なのでさっぱり分かりません。分かれば面白そう。
サラダ、ローストチキン、果物、オレンジジュース、一番右上はタブガというトズールのローカルフード。ベルベルピザとも言われるもの。ピザソースのようなものが挟まっていて美味しくて何枚も食べてしまいました。久しぶりに美味しいものを食べました😅 果物は何処に行っても同じオレンジ、デーツ、りんご。アフリカでリンゴ?と不思議に思ったらチュニジアではリンゴが採れるそうです。
お昼の後は昨日、通ったショット・エル・ジェリド横断道路を戻りマトマタのシディ・ドリス(Hotel Sidi Driss)まで228㎞の移動です。
昨日よりはっきりと蜃気楼が見えます。バスの窓からずっと蜃気楼が続きました。
前方にも道路の右に真っ直ぐ横に伸びる蜃気楼、左にも塩湖の上に点々と蜃気楼が出ています。
見たい見たいと思っていた蜃気楼、日本だったらニュースになる蜃気楼にぐるっと囲まれるとは思ってもいませんでした😲