ご縁参り ④出雲大社の不思議

2017年10月13日金曜日

島根

出雲大社のガイドツアーの後、喫茶店で一休み。出雲はぜんざいの発祥の地。一応食べました、普通です(^_-)-☆ お土産に買ったぜんざい餅はとても好評でした。甘いもので元気を取り戻しガイドさんお勧めの古代出雲歴史博物館に行きました。
博物館の入り口。出雲大社の神殿から階段を造り、その階段の長さが「1町=約109m」との記述が残っているので、同じ109mの並木道が作られています。
平成12年に発掘された巨大な3本ひと組の柱根(宇豆柱)
直径約1.35mの杉の柱を3本束ねたもので、鎌倉初期のものと推定されています。
出雲大社の現在の本殿は、1744年(延享元年)に作られ、高さ8丈(約24m)の建造物が三度の修繕を加えながら今にいたっています。
しかし、平安時代には32丈(約96m)、鎌倉時代には16丈(約48m)だったとの言い伝えが残っています。古い時代から伝わる設計図に3本の巨大な柱が描かれているのでこの宇豆柱の発見で、急激に言い伝えが現実味を帯びてきたのです。古代の設計図には本殿の高さの記載まではありません。
48mといえば、15階建てのビルに相当する高さ。どういう神殿だったのでしょうね。五人の教授が想像した出雲大社本殿の復元模型です。実際に模型があると歴史的ロマンを掻き立てられ楽しめる博物館でした。
この日の宿は竹野屋旅館。出雲大社に一番近いので予約をしたら竹内まりやさんのご実家でした。
随所に竹内まりやさんの詩が飾ってありました。
グッズのコーナーも!
竹野屋旅館は廃業寸前に追い込まれ竹内まりやさんが大半を出資し改装、今年3月にリニューアルオープンしたばかり。
5代目のお兄さんは引退し、姪っ子の夫が六代目、実質オーナーは竹内まりやさん。働いている人達を総入れ替えしたらしく部屋に案内してくれた人にタオルがどこにあるのか聞いても分からない状態。
まだまだこれからといった感じでしたが改装したてのお部屋は綺麗で立派でした。
お料理は手が込んでいる物ばかり、味も最高に美味しかったです。家で出来ないものが出てくるのは主婦にとっては嬉しいものです。錦織選手のお陰で北陸と言えばのどぐろになってしまったので、この日ものどぐろが出ました。本当に美味しいわ。錦織選手、ありがとう😄
朝ご飯も手が込んでいました。人参が亀、大根が鶴、里芋が打ち出の小槌に切ってありました。出雲大社のお膝元らしく縁起物で嬉しいですね。器が一か所欠けていたのが残念・・・味はたいへん満足しましたよ。
おまけの写真を二枚。スターバックスのコンセプトストア「出雲大社店」
「勢溜の大鳥居」の真ん前にあります。和と洋の"縁結び" がテーマだそうです。
出雲大社はさすがにマンホールの蓋には描かないのかしら・・灯台でした。