ドイツ その7 気に入った町 ウルム

2016年10月13日木曜日

ドイツ

ノイシュヴァンシュタイン城から130㎞、バスで1時間半。世界一高い大聖堂があるウルムへ夕方6時に到着。
ホテルの部屋から見たウルムです。 今回の旅行で初めて知った地名でした。  ウルムは調べてみると歴史のある町でした。  中世より交通の要所として栄えた。12世紀には、帝国都市としての特権を認められた。14世紀後半に成立したシュヴァーベン都市同盟においては、中心的な役割を果たした。 一番分かりやすいのはアインシュタインの生まれたところ。 面白いところではドイツの早口言葉「In Ulm, um Ulm, und um Ulm herum」。 しかも世界一高い大聖堂がある。 だけどガイドブックには載っていない。 知らずに来たのにとっても気に入っちゃいました(#^^#)
ホテルに荷物を置いて直ぐに観光に出発。 教会を目指してメイン通りを歩きました。 古い建物の間にある新しい建物がとっても素敵であか抜けた通りでした。
「神の指」とも呼ばれるウルム大聖堂
162mという世界一高い塔がある大聖堂は143mの地点まで登ることができるそうです。 ただし786段のらせん階段! エレベーターがあればなぁ(・。・;  大聖堂の前の広場は他のところでは観光客でいっぱいなのにウルムはガラーン! 自然と気持ちがゆっくりします。
高い塔だけでなくステンドグラスも綺麗です。第二次世界大戦では、街の80%が破壊されたけれど大聖堂は被害を免れたそうです。お陰で美しいステンドグラスをこうして今も見ることが出来ます。
教会の隣にはスズメが砂浴び! 昔、ウルムの街が建設ラッシュだった頃、スズメが木の枝を縦に咥えたり横に咥えたりして運んでいるのを見て木材の運び方のヒントを得た。 スズメのおかげでウルムの街が発展したという伝説から、スズメはウルムのシンボルになっているそうです。
Rathaus(市庁舎)
1370年に最古の部分が商館として造られ、1419年に初めて市庁舎として記録されている。外壁のフレスコ画は1540年作。
マルクト広場、きれいな塔があった。
建物がゆったり建っていていいなぁ。
Schiefes Haus(傾いた家)
元々は手工業者の家として1443年に建てられ、1995年からホテルになり現在も現役ホテルです。安全性は問題ないとのこと⁉
傾いた家の辺りから「漁師と皮なめし屋の地区」と呼ばれる、中世に職人が住んでいたエリア。 どこを撮っても絵になりいい雰囲気です。




木組みの家が立ち並び、川があって風情があります。
ツアーで一回だけ付いていた夕飯は「Drei Kannen」というお店でした。創業は1550年の歴史あるレストランですが日本でいうレストランともちょっと違う感じのレストラン。ネクタイが必要なお店ではありません。ドイツはどこも気楽で良かったです。
 スープが熱々で美味しかった~お肉は一枚でいいと思うんだけど・・・私たちのグループで完食した人はいなかった(^^;) みんなでタクシーでホテルに帰りこの日は終了。
朝食前にホテルの前のドナウ川沿いをお散歩。 カモが泳いでいたり、ボートの練習をしている人がいたり、爽やかだなぁ。
古い市壁が何気なく残っています。
要塞の後ろに見えるのが泊まったMaritim Hotel、このホテルはエアコンがありました、嬉しい! 日本では当たり前のエアコンに大喜び\(^o^)/
朝食、白ウインナがあった! 美味しかった~
ほんの数時間のウルム観光でしたがとっても気に入りました。第二次世界大戦で壊滅的被害を受けたにもかかわらず古いものと近代的な建物が上手に混在していて素敵な町でした。