本土寺、紅葉ミニツアー

2009年12月3日木曜日

観光 千葉

11月28日、本土寺の紅葉ミニツアーに参加しました。
丁度、見ごろで大満足!
天気予報の中継で、毎年見ていたので一度行ってみたいと思っていたのです。
調べていたら、ミニツアーに参加すると普段入れないお茶室やお堂に入れ、しかもお弁当付き! 早速申し込みました。
500mほどの参道を進むと仁王門があり、ミニツアーの受付があります。
朝のニュースで見頃だと紹介されたそうで、すごい人でした。
しかも皆さん、立派なカメラを持っている!
三脚禁止なのに、三脚を立てていたり、柵のなかに入ったり、石垣の上に登ったり、アーァ・・・
ルールは守らないと、そのうちカメラ持ち込み禁止にされちゃうぞ!
最初に本堂でご住職のお話を伺いました。 ざっと覚えている範囲で書いておきます。
「今ではお寺は葬式と法事の時に行く所と思っている人がほとんどだけれど、もともとは町の精神の拠り所であった。悩み相談、寺子屋、時には裁判所というように皆が利用する場所でもあったので、出来るだけ解放したいと思っているので、音楽や舞踊、能などの集まりに解放したりしています。 小学生の職業体験も受け入れ、お礼の作文をもらったのがとても嬉しかった。 仏教の教えが書いてある本は百科事典のような本で108冊あるけれど、1:良いことをしましょう。 2:いつも最善をつくせ。 3:いつでも冷静でいなさい。この三つのみです。」
お経の書き下し文をいただきましたが、書き下しでも難しい(~_~;)
「この書き下し文を座布団の下やお弁当と一緒に置いていく人が結構いるので、いらない人は椅子の上に置いて行ってください。 お守りの中もお経の一部を書いたものが入っているのです。 お経を書いたものはお守りなので大事にして下さい。」と、おっしゃってました。 これも普通のマナーですよね。
そして健康、交通安全、家内安全を願ったお経をあげてくださいました。
本堂の中から、外を見るとたくさんの人がお参りしてました。
長い廊下をお庭を拝見しながらグルグル歩いていると、たくさんのお茶室があるのに驚きました。

 

水屋も手入れが行き届いています。 廊下からは菖蒲池が見渡せます。 中が菖蒲で周りがアジサイになるそうです。 アジサイの季節にもぜひ来たいと思いました。
右下は宝物殿ですが、非公開です。
像師堂では、この地で誕生なさった日像様のお話を伺いました。
ここでは何のお願いでも叶うということで、私もお賽銭をあげて、あれやこれやお願いしてきました。 ちょっと欲張り過ぎた気がします・・・効果が半減したかしら?
日蓮さんの弟子の三兄弟、特に日像様は日蓮様に次ぐ偉聖だそうです。
お庭には日像様の石造があります。

ミニツアーの最後は会席膳が出ます。
お寺の中の開山堂、100人以上入れるような広間での食事です。
特別美味しいというほどのものではないのですが、広い境内を歩くのに途中で一休み出来て良かったです。
 お腹がいっぱいになったら、後は自由にお庭を散策。
外の人はますます膨れ上がっていました。


 開山門
 大盃というもみじが真っ赤で綺麗です。
子供の頃、良く行った大阪の箕面国定公園を思い出しました。 そう言えば、もみじの天麩羅のお店がずらっと並んでいた・・・関東ではもみじの天麩羅は聞いたことも見たこともない。


五重塔
平成三年建立という新しいものですが、 インドから送られた新仏舎利と千本仏が荘られている。

東京では紅葉は赤より黄色が多いのかと思っていたので、久々の真っ赤な紅葉を見ることが出来て満足です(^o^)丿