アイスランド その1 驚いたこと

2023年7月16日日曜日

アイスランド

 7月6~13日までアイスランドに行ってきました。アイスランドの南側を回ってきました。


今回のツアーは15名で夫婦での参加者は3組(1組は新婚旅行)のみで後は全員一人参加。これも珍しい感じがしました。

アイスランドには長年行きたいと思っていました。遠いので早く行かないと行けなくなってしまうと思っていたところへコロナ! この3年間はもったいなかった。

Finnairで羽田を21時50分に出発、ヘルシンキまで12時間50分。
ヘルシンキからレイキャヴィークまで3時間50分!
北極点通過証明書をくれたけど・・・本当に遠かった~

火と氷の国アイスランドは北海道の1.2倍ぐらいの大きさの国で人口38万人(2022年現在)、2/3はレイキャヴィークとその近郊にに住んでいます。
アイスランドの首都レイキャヴィークは「煙たなびく湾」という意味。
最初の上陸者が近郊の温泉から上る蒸気を炎の煙と見間違えて名づけたと言われています。
車で走っていてもあちこちで蒸気が上がっていました。
自然エネルギー大国アイスランドは電力は7割が水力、3割が地熱発電によるもので電気代は日本の1/3~1/4ぐらい。
お水は全て地下水、ホテルの蛇口からでる水も公衆トイレの水も売られているペットボトルの水も同じ天然水です。
しかも世界一綺麗な天然水なうえに水道代はタダ! 温水はパイプラインで運ばれるのでタダではないがかなり安いそうです。
なので温室栽培が盛んで北極に近いアイスランドでバナナの生産量はヨーロッパ1だそう。ホテルの朝食にも毎日、バナナはありました。
日本は同じ火山の国なのにと思うとアイスランドの取り組みには脱帽です。

今回の旅行で初めて両替をしませんでした。チップの習慣もないし支払はすべてクレジットカードです。有料トイレでもカード払い。両替の必要がないのです。
今回のツアーではトイレは無料のところを選んでバスを停めてくれました。
しかも1クローネ=1円なので物価は高いけれど、頭は使わないで楽ちん
将来的に海外旅行で両替なんてなくなるのでしょうね。
両替した人にコインを見せてもらいました。
表面は海の生き物、裏面はアイスランドの守護神と言われる4体のランドヴェーッティル(竜、巨人、雄牛、鷲)が描かれています。
かわいいけど重たいから両替しなきゃよかったとおっしゃってました。両替しないと不安な気持ちも分かる。
ホテルの部屋の窓からも向こうの山に白い蒸気が見えました。
ホテルにはプールがありました。夏休みのプールと言えば子供達がキャーキャーしているのに子供の姿がありません。
よく見ると38~42度! 温泉でした~ 😮 時々、お年寄りが浸かってました。
同じツアーの最高齢84歳の方がシャワーだけでは疲れが取れないと入られたそうです。まったく露天風呂ですね😉

コロナ明けの夏休みで世界中から観光客が押し寄せ、移動してホテルが変わる予定でしたが、このホテルに連泊することになりました。移動時間がもったいない気がしたけれどこれはこれで楽だったのかな。