金沢 6茶屋街

2022年5月14日土曜日

金沢

 小松弥助さんからすぐの金沢駅に行きました。やっぱり見ておかないとね。

「もてなしドーム」と言われるガラス張りの天井アーチは近くに行くと見えなくなってしまいます。
弁当忘れても傘忘れるなという言葉があるほど雨や雪の多い金沢で駅を降りた人に傘を差し出すイメージで造られたのが左のもてなしドーム。
右の写真がドームの先端にある鼓門。金沢の伝統芸能である能楽・加賀宝生の鼓をイメージしています。
北陸新幹線の開業に伴いリニューアルした金沢駅は世界で最も美しい駅14選に選ばれています。 テレビでも金沢といえばこの景色から始まります。大きすぎて遠くから見ないとさっぱり分かりません。
脚が疲れたと夫が言うので駅前からタクシーでひがし茶屋街に行きました。
ひがし茶屋街は国の重要伝統的建造物保存地区。
昔、20代の頃に来たときはただの古い建物が並んでいるだけで京都に住んでいた私にはまったく目新しくなくつまらないところでした。
ところが今やレンタル着物を着た観光客が歩き、ほとんどの建物がカフェやお土産物屋さんになっている一番人気の観光スポットになっていました。いくらなんでもカフェが多すぎでは・・・
国指定重要文化財のお茶屋さん志摩を見学しました。
手を加えることなく江戸時代の建物がそのままに残っている貴重な文化遺産です。中は狭いので写真を撮るのはスマホのみ。カメラの持ち込みは禁止。スマホ以外は入口のロッカーに入れます。
いろいろなことが出来ることを要求されていた。
壁の色が赤く金沢って感じです。
とても小さな中庭ですがなかなか雰囲気があります。
展示品も昔のもの実際に使用されていたかんざしやくしなどもありました。
いろりも江戸時代のまま。
ここもカフェをやっていた(^-^;
軒先には門守(かどもり)と呼ばれるとうもろこしを吊るしているのをよく見かけます。魔除けだそうです。とうもろこしは豆が多いことからまめまめしく健康に働ける、子孫繁栄、毛が多いほど儲けが多くなるとされているそうです。ヒイラギやイワシは見たことがありますがとうもろこしが吊るしてあるのは初めてみました。地域によっていろいろですね。
浅野川を渡って主計町茶屋街に行きました。かずえまちと読むそうです。
川沿いの表通りには観光用の人力車が止まっていました。
一本中に入ると狭い路地、旦那衆が人目を避けて茶屋街に通ったからだとか・・・
今も現役のお茶屋さんもあってひがし茶屋街より情緒があるのはこちらだろうと思ったけど5分で歩き終わる😅
バスで駅まで戻ろうとバス停で待っていたがなぜか通過! 知らない土地でバスに乗るのは難しい、バス旅なんてとんでもないわ。昔、金沢のタクシーでとっても嫌な思いをしたことがあるので極力乗りたくなかったのに夫がもう限界みたいなので仕方なくタクシーで駅まで戻りました。
金沢駅にあるショッピングモールでのどぐろを買いました。のどぐろはどこでも高いです。小ぶりののどぐろを2枚買いました。能登ののどぐろは高いので日本海産にしたのですが十分美味しかったです。

この日は2万歩を超えました。私は毎日5~6000歩は歩いているので全く平気でしたが、一日中ゲームをしている夫はショッピングモールで座り込んでいました。日々の鍛錬の差が出たと思います。少しは反省して脚を鍛えて欲しいわ。