世界遺産の中にあるワイナリーと植物園

2018年11月7日水曜日

アフリカ 南アフリカ

9月20日、テーブルマウンテンからステレンボッシュにあるワイナリーに向かいました。
ステレンボッシュには300軒を超えるワイナリーがあります。ケープ地方のワイン産地の95%が、世界遺産でもあるケープ植物区保護地域内にあるので、自然環境を保護しながらブドウ栽培やワイン生産が行われています。
季節的にまだ緑が無く寂しいブドウ畑でした。
南アフリカ政府により世界で最も厳しい環境基準が設けられていて、減農薬、酸化防止剤微量使用(酸化防止剤の使用:世界一低い)、リサイクルの徹底、水源の維持など、環境的にも人体的にも健康的なワイン造りが行なわれているので“人と自然にやさしいワイン”といわれています。
私たちが訪れたZevenwacht Wine Estate
素敵な建物
写真では暖かな日差しのように見えますが寒くてバスにダウンを取りに戻りました。
ここでゆっくりワインのテイスティングをしている4~5人のグループがいました。私たちは中でした。
Zevenwacht Wine Estateは300年の歴史のあるワイナリーです。
ワインを自分で選んで試飲できるのかと思っていたら決められていた😅 
何も分からない私にも新しいのと古いのでははっきりと違いが分かりましたよ。
ワイナリーのレストランでお昼をいただきました。
洗練されています。やっぱりデザートが美味しい😋
このレストランは歴史的マナーハウスです。
南アフリカの西ケープで主に見られる伝統的なアフリカの建築様式でケープ・ダッチ様式(Cape Dutch)。最初の入植者が主にオランダ人だったのでオランダでよく見る緑や赤枠の窓の光景を思い浮かべ建てたのでしょうか。
お庭はイギリスのようでした。ここでしばらくぼーっとしていたかったです。ツアーなのでそうはいかず直ぐにカーステンボッシュ国立植物園へ出発しました。
カーステンボッシュ国立植物園も世界遺産のケープ植物区系保護地域の中にあります。
「アフリカで最も美しいガーデン」と呼ばれていることに納得。
とにかく広大で日本の植物園のイメージとは違いました。
地面積は5.28万km2、皇居の約3.7倍
1913年に設立された世界でも最も古い植物園です。
お散歩している感じで気持ちがゆったりします。
広いっていいわぁ~
珍しい樹木もいっぱい
一番右上の黄色のお花はピンクッションです。
他のお花も調べていたのですが南部アフリカ地域の固有種が多くgive up😅 
南アと言えばプロテア
キングプロテア
プロテアと言えばこの大きな南アフリカの国花、キングプロテアを思い浮かべますが、黄色のピンクッション もプロテアなんです。 プロテアは100種類ぐらいあるようです。
南アに来たのだからやっぱりキングプロテアが咲いているのを見たかったので見ることが出来て良かった\(^o^)/
ストレチア(極楽鳥)、右の黄色い花を咲かせる希少種はMandela's Gold
この植物園が20年かけてオレンジ色から黄色に改良したストレチアがMandela's Goldです。
生け花を習っていた頃、ストレチアがあると苦戦したものですが南アのお花とは知らなかった(^_^;)
希少種でもここではこんなにたくさん咲いていました。
マンデラさんの後ろはネルソン・マンデラお手植えのPepper-bark tree
下に咲いているのはMandela's Gold。
キングプロテアもMandela's Goldも咲いていて良い季節に来ました!
エジプト雁
植物だけでなく珍しい生き物もいました。
分かりにくいけれどミミズク!
こんなに広いのにたった1時間で終わりです。これがツアーの辛いところ。
この植物園のshopはとても洗練されて素敵でした。 両替したrandが無くなったので神様が買うなと言っているのだと思い何も買いませんでした・・・カードで買えば良かった😥
観光はこれで終わり、ホテルに戻りました。