マレークォーター地区で見た光と影

2018年10月29日月曜日

アフリカ 南アフリカ

遠く大航海時代に思いをはせた後はケープタウン市街地へ戻って来ました。
カラフルな家が立ち並ぶボカープ地区
昔、マレークォーターと呼ばれていた場所です。かつてオランダ人によってマレーシアやインドネシアなどのアジアやアフリカ諸国から奴隷として連れてこられた人々(ケープマレー)の子孫がボカープ地区には住んでいます。
カラフルな色からはそんな悲しい歴史は感じませんが、奴隷から解放された時に喜びをカラフルな色で表現したと言われています。
何処を切り取っても絵になります。
最近は治安がどんどん悪くなっているので長居したくないと添乗員さんがピリピリしていたら、毛布を被った物乞いの人が近づいてきました😨 
国は発展してもまだまだ貧富の差は埋まってないようです。一日も早く安定した社会になることを願います。
そうこうしているうちに虹が出ました。そう、ここは虹の国!
マンデラ大統領が目指した多人種共存型国家「Rainbow Nation」
「黒人も白人も胸を張って歩ける、人間の尊厳が守られる社会を築こう。
われわれが目指すのは平和な“虹の国”だ。」
ウォーターフロント地区のショッピングモール
夕方、食事まではここで自由時間お買い物タイムです。
とても広くヨーロッパのブランド品からアフリカらしい木彫りの置物、かわいいお皿までたくさんあります。アフリカらしい色使いのかわいい食器は思わず欲しくなったけれど物を増やさないと決めたのでぐっと堪えて買いませんでした。消えてなくなる物だけを購入。
地下のスーパーで食品は買いました。普段から飲んでいるノンカフェインのルイボスティー、南アのローカルフード、ベーカースのクッキー、アマルーラチョコ。アマルーラチョコとはアフリカに自生するマルーラの実をリキュールにしたものが入っているチョコレートです。南アと言えばワインですが飲まないので買いませんでした。
食品より先に芸能人愛用コスメで有名なBio Oilを一番に買いました。スーパーではなく「WATER FRONT PHARMACY」というドラッグストア。日本での販売名は「Bioil(バイオイル)」
Bio Oil、気に入りました。肌角質層深部にまで浸透すると言われています。塗った直後はテカテカになりますが直ぐに浸透してしまいます。これで少し老化をくい止められた気になってます>信じる者は救われん🤩
時間が余ったのでショッピングモール内をうろうろしていたらお花屋さんで花束を見つけました。写真では大きさが伝わらない! まだつぼみのプロテアですが咲くと一つが30cmぐらいなんです。!
宝石屋さんの前では最近、人気のタンザナイトを拝みました🙏 キレイ~~
タンザナイトはタンザニアのメレラニ鉱山でしか産出されないので希少価値が非常に高いそうです。見つかってまだ50年ほどしか経ってない・・・うちの庭から出てこないかな😏
外に出てみたらテーブルマウンテンが綺麗に見えていました。ホテルの部屋から見えていた観覧車です。 乗ってみようかと思ったら止まっていたのでやめたのですが、後で聞いたら人が乗っている時だけ動くそうです。1回で5周・・・そんなに回らなくてもいいわぁ。
私たちの行くレストランの下にSushi Barがあった! 海外旅行中に日本食は要らないと思っているのですが海産物が豊富なケープタウンではお寿司でしょー!! ホテルのマグロも美味しかったし・・・
こちらが私たちの行ったレストラン、お台場や汐留にありそうな海の見える素敵なレストランです。
お肉かお魚を選びます。普通に美味しいのですが、とにかく量が多くて多くて食べきれいないです。ケープタウンのレストランではどこも最後のお茶のチョイスがコーヒー、紅茶、ルイボスティーでした。ルイボスティーがあるところが南アらしい。
この日の締めはシグナルヒルの夜景です。うっとり~
ケープタウンでは景観維持のため金色と銀色に灯りが統一され、ビルの高さは24,5階までと決められているそうです。ここも最近は治安が悪化しているので添乗員さんがバスの後ろに行かないでくださいと言ってました。幸い悪い人は現れず無事に夜景観賞が出来ました。