ついに喜望峰だ~~

2018年10月26日金曜日

アフリカ 南アフリカ

一度は来たいと思っていた喜望峰、絶対に晴れてと念じていたらバスに乗っている間は雨で降りると晴れました、神様、有難うございます😍
9月19日、ボルダーズビーチから車で30分弱で喜望峰の入り口に来ました。入場料を取るとは知らなかった。9月は7時openでcloseはsunsetまで毎日、このように掲示されます。
まずはCape of Good Hopeの看板の前で写真を撮りたいのですが・・・すごい人で看板が見えない!
並んで記念写真を撮りましたが一人ずつは無理なのでツアーの皆さんと一緒に並んで撮りました。喜望峰をアフリカ大陸の最南端ではなく最南西端なんです。
最南端は喜望峰からおよそ150キロメートル南東にあたるアグラス岬
アホな夫が「えっ!これが喜望峰なの? 写真で見てたのとは違う」と言ってますがこれが喜望峰なんです。夫が言っている海を見下ろしている喜望峰はこれから行くケープポイントから見た喜望峰なんです。
1488年にポルトガル人バルトロメウ・ディアスがヨーロッパ人として初めてへ到達しました。ディアスは強風にあおられ海が荒れているので「嵐の岬」と命名。
大航海時代から海の難所、バシャーンとすごい波しぶきが上がったところを撮ろうとするのですがなかなかタイミングが難しい。
1497年バスコ=ダ=ガマが初めてここを回って、インドに達した。この航路の発見は香辛料貿易のルート短縮につながり、ポルトガルに希望をもたらしたと後にポルトガル王ジョアン2世が「希望の岬」と改名。小学校で習ったなぁ。
エランドがいました。良く見ると真ん中にいます。
この辺は世界遺産に登録された広大なケープ植物区系保護地域の一部です。約5000種の固有種を含む8000種以上の植物、250種を超える鳥類、いろいろな動物がいます。
ダチョウもいました。
近くにはダチョウの牧場がたくさんあるのですが、ここにいるのは野生です。
ケープポイントに行くためのケーブルカー乗り場の前のレストランでランチです。エビ、イカ、お魚、どれも絶品です。特にエビ! 今回の旅行で一番美味しかった😋 けど食べきれない。
レストランの横が郵便局、母と自分の家にハガキを出しました。一か月近くしてやっと届きました。母に「船便?」と言われてしまった。そんな訳ないやろ😆
ケーブルカー乗り場
ケーブルカーの中で日本人ガイドさんにインビクタスを観たか聞いてみたら、なんとエキストラで出演しクリント・イーストウッドとお話をさせてもらったそうです、いいなぁ。
クリント・イーストウッドはとても日本びいきだそうで日本のシーンを入れようとしていたそうです。
ケーブルカーを降り、階段を上がると、旧灯台、霧が発生すると見えなくなるのでケープポイントの先端に新しい灯台が建てられました。TOKYOが無くなってしまったのでガイドさんがもう一度つけるように申請しているそうですが未だにつけられてないです、残念。
この景色を観たかった! 感激~ 先に見えているのが喜望峰です。
真ん中の白いビーチがディアスビーチ、バルトロメウ・ディアスの名前が由来ですが、ここには着陸していません。
旧灯台から左の喜望峰を撮りました。googlemapで見ると分かりやすい😊
珍しく風がないので帰りは遊歩道を景色を眺めながらゆったり降りることが出来最高でした。ケーブルカーで降りたい人は右端の道へ・・・元気なら歩かないともったいない。
False Bay、海流が渦巻いているように見えます。
ケープポイントの先端
大西洋とインド洋の境界線はここと言われています。フォールスベイの水温が普段から3~4度高いことからフォールスベイはインド洋だという論理が生まれたからです。海流は季節によって移動するものなので境界線ははっきりここと固定されている訳ではないのです。
南アフリカ観光局の写真をお借りしました。
二つの海流が激しくぶつかり合うので海の難所です。この辺にはたくさんの難破船が沈んでいるそうです。昔の 船乗りにはアグラス岬よりケープ半島を間違えずに無事に通過することが最も重要なことだったんです。
ケープポイントの先端は切り立った崖です。崖の中腹に白くぽちっと見えるのが新しい灯台です。あんな崖に良く作りましたね。
遊歩道です、フィンボスと呼ばれるアフリカ固有種の低灌木が生い茂っています。

お花も咲いていました
晴れて良かった!
神様、本当にありがとう👏