フヴァル島は青い空と碧い海

2017年6月27日火曜日

スロベニア・クロアチア・ボスニア・ヘルツェゴヴィナ

5月22日はフヴァル島の観光です。 とても楽しみにしていた場所です。
フヴァル島はアドリア海を代表するリゾートアイランドです。 ここで雨に降られたら悲しいですよ。年平均で日照時間が2,715時間あることから『ヨーロッパ一日光のあたる場所』と言われているのですから。ちなみに東京都の年間平均日照時間、1,921.8時間。

5月21日スプリットを14:30に出港、16:30フヴァル島スタリー・グラード港着。スタリー・グラードはアドリア海の島々の中でも最古の集落の一つ、紀元前384年に古代ギリシャ人によって築かれた港町です。
スタリー・グラード平原は当時の農地が現代にも残る平野として世界遺産に登録されていますが、そこへは行きませんでした。バスで一直線に宿泊先のホテル、アンフォラ フヴァル グランド ビーチ リゾートに向かいましたました。
ホテルのお庭に咲いていたサボテン
いたるところに大きなリュウゼツランというサボテンが生えています。リュウゼツランの葉っぱの繊維を紡いだ糸で編んだレースがユネスコ世界無形文化財になっています。
左はベネディクト会女子修道院に併設されている博物館。添乗員さんがリュウゼツランの葉っぱの繊維を持っていて触らせてくれました。ものすごく硬くて丈夫です。こんな堅いものから繊細なレースが出来るなんて不思議です。このレース編みの手法はここのシスターのみに受け継がれているそうです。リュウゼツランはテキーラにしたりレースにしたりいろいろな使えるサボテンですね。
フヴァル島は「ラベンダーの島」とも呼ばれるほど、ラベンダー栽培が盛んです。岩場という険しい環境に育つ島のラベンダーは、上品で力強い香りを持つのが特徴と言われポプリがお土産物としてたくさん売られています。
アイスクリームももちろんラベンダー!
16世紀中頃にヴェネチア人がオスマン帝国の侵攻を防ぐために築いた城塞に行きました。ここからの景色は絶景です。見とれてしまいますがサングラスは必需品です。かなり眩しいです😅
この後、フヴァル島の東端スチュライに行き、昼食後フェリーとバスでドブロブニクまで移動です。ドブロブニクに行くには途中、ボスニア・ヘルツェゴビナ唯一の海岸であるのネウムという町で分断されているのでクロアチア→ボスニア・ヘルツェゴビナ→クロアチアと二回国境越えがあるのです。予定のコースにある海沿いの国境が通過するのに2~3時間かかるかもしれないということで、急きょ一回目の国境越えを空いていそうな国境へコース変更。ベテラン添乗員さんの素晴らしい判断ですんなり国境を通過出来ました。
国境付近メトコビッチ、ネレトヴァ川に沿ってある街はオレンジやブドウの栽培が盛んだそうです。
道端ではオレンジやジャムが売られています。日本と同じですね。
やっとアドリア海に面したボスニア・ヘルツェゴビナのネウムに到着。 ここでトイレ休憩。
アイスクリームも美味しそうでしたがしぼりたてのオレンジジュースにしました。美味しかった😋
再びクロアチアに入国。ドブロブニクのレストランに到着したのが7時頃、ドブロブニクのちょっと先にあるホテルに着いたのは夜9時でした。お疲れさま~