宇和島

2011年8月10日水曜日

四国

大洲から1時間半ほど車を走らせ宇和島に到着。 まずは天赦園を見学しました。 七代藩主、伊達宗紀が隠居の場所として建造した池泉廻遊式庭園です。 伊達家の家紋が「竹に雀」にちなみ、19種類の竹や笹が植えられています。 伊達家の先祖が藤原鎌足であるということから、藤棚も6基あります。 藤の季節来ればさぞかし綺麗なお庭をみることができたでしょう。
台風の直後だったので池は濁り、落ち葉や鯉の死骸が浮いていて残念! 大洲のプライドの高い臥龍山荘から来たので落差があり過ぎ(-_-;) やっぱり見てもらいたいという意識が高いほうが良いということでしょう。
お花が咲いている季節ではないので地味ですが、竹の緑が美しかったです。
池にかかる白玉上り藤、これは咲いたらすごいでしょうね。
写真だと分からないかもしれませんが、かなり大きな藤棚です。 我が家に持ってきたら、隣の庭まで横断するんだろうな・・・なんて考えちゃいました(^_^)


帰宅してから調べたら宇和島牛鬼まつりというお祭りでした。 顔が鬼、体は牛で全長5~6mの牛鬼が町を練り歩くものだそうです。 アーケードの中では人だかりが出来ていましたが、街の中は暑さのせいか人が少ないので、お祭りにしては寂しかったです。

宇和島には宇和島にだけある鯛飯というもんがあるということで行ってみました。 お刺身の鯛を生卵とたれにからませてご飯に乗せて食べるのが宇和島の鯛飯。 こちらのお店のたれは2種類、初代の味というたれは昔ながらの濃い口、二代目のたれは薄味とメニューにありました。 親子喧嘩しているのか心配になりましたが、二代目にしました。 う~ん、卵の味が勝ってる(~_~;) 三代目の味として卵抜きはいかが? 鯛の皮のパリパリ揚げが一番美味しかった!
お腹がいっぱいになったところで馬瀬山山頂公園にある展望タワーを目指しました。

紅白の棒が楽しみにしていた展望タワーです。 ただの展望台ではないのです。 外を向いて座ったままくるくる回りながら107m上ります。 足摺宇和海国立公園の景色を360度のパノラマで見ることが出来ました。 これは必見です。 リアス式海岸も段々畑も良~く見えます。

ガラス越しで綺麗に撮れませんでしたが、回転展望タワーは遠くまで360度見渡せて、気持ち良く、もう一回上りたかった! Nice Ideaです。 スカイツリーも回転しながら上がってくれたらいいのにね。

昔はロープウエイで御荘湾を空中散歩出来たようです。 今は動いていません。

回転展望台の隣には紫電改という戦闘機が展示されていました。  1979年に引き上げられたこの紫電改は損傷の少ないものですが、誰が操縦していたのかは不明だそうです。 引き上げられた久良湾が展望できるこの山頂に展示されることになったそうです。 安住の地が見つかってホッとしていることでしょう。