トルコ旅日記 7 今夜はコンヤです

2009年9月20日日曜日

トルコ

パムッカレからコンヤまで約410キロ、5時間半のバス移動です。 行ったことのあるお友達のアドバイスでバスの中ではつっかけサンダルで過ごしました。 バスで疲れないようにするのがトルコ旅行のポイントです!

昔のシルクロードは当然、舗装されてないし、電気もないわけだから、盗賊もでたでしょうし怖かったでしょうね。





途中には線路もありましたが、電車はきませんでした。 石を切り出しているところもありました。
放牧されている羊や牛も多く見かけました。 日本の牛さんより痩せているように見えました・・・

途中二回の休憩がありヨーグルトを食べました。トルコはヨーグルト発祥の地だそうです。 ヨーグルトのトッピングは松のはちみつとケシの実。 ヨーグルトは日本のものよりしっかりしていて流れ出さないです。 ケシの実がヨーグルトに合うのは大発見! うちにもあるので今度から毎朝食べているヨーグルトに使いましょう。 お昼にはトルコ風ピザをいただきました。 ピザもトルコが発祥の地でトルコからシルクロードを経てイタリアに伝わったそうです。
やっとコンヤに着きました。 コンヤはセルジュク時代の首都だったところで、現在はトルコで5番目に大きい都市です。 砂漠のようなところに突然おおきな町が現れるのが不思議でした。
上の写真はインジェ・ミナーレ博物館、インジュ・ミナーレとは細い尖塔の意味だそうだが落雷で先が折れてしまっている。


1267年にイスラム神学校として建てられ、現在はセルジュク、オスマンの彫刻を展示する博物館。

この正門の幾何学模様はセルジュク美術の代表格だそうです。

ターコイズブルーが印象的な メヴラーナ博物館。
メヴレヴィ教団とは白い服を着てくるくる回る儀式で有名なあの教団です。



中庭で靴の上にカバーをかぶせ中に入りました。 中は神殿なのかと思ったら創設者メヴラーナ・ルーミや聖人の霊廟でした。トルコの人たちは手のひらを皆さん上に向けて祈り、おごそかな雰囲気です。 トルコで一番宗教色の強い町と言われているそうです、なるほどトルコにきて始めて宗教を感じました。 イスラム教のジャミィからお祈りの時間を知らせるお経のようなものが聞こえてきたのもこの町だけでした。 トルコは政教分離なのでトルコ人の98%がイスラム教でも60~70%の人たちがお酒を飲むし、旅行中、ラマザンの時期でしたが最近はする人が減ってきているとガイドさんは言ってました。 ガイドのナーミさんはしたことないし、あんなものは体に悪いとまで言ってました!!


トルコの国花はチューリップですが、世界有数の薔薇の産地でもあるのでいたるところで薔薇が咲いていました。 お土産屋さんには薔薇のジャムや化粧品が並んでいました。




大きな絨毯が掛けられている門がありました。
中はなんなのでしょうか?
















セリミエ・ジャミィ
16世紀に建てられた。
このドームはオスマン建築様式の中でも最高傑作と言われているそうです。











夕方、リクソスホテルに到着。
入り口の回転ドアに例のくるくる回るおじさんが(*_*;
こんなふざけた使い方していいのかしら・・・




ホテルの部屋からみたコンヤの町です。砂漠の真ん中の町にどんどんマンションが建てられていってます。 こんなに建てて大丈夫?と、心配になりました。 どこからそんなに引っ越してくるのよ?


近代的設備がすべて揃ったホテルでした。ホテルのスポーツセンターにあるプールで泳ぎましたが、とても大きくて気分爽快!! ジムで鍛えていたマッチョな人たち、マッチョ過ぎて怖かった・・・
夜はバーに行ってみました。 夜景は砂漠の真ん中なのにとても綺麗でした。まっすぐな道のライトが印象に残りました。